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*自家焙煎コーヒーカダナさん
イベント〜珈琲屋さんで知的探訪 *2012年* 『山陰文化手仕事のおはなし』 2月19日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチとコーヒー付き 『シーサイド近畿文化手仕事のおはなし』 今回のお題“灘五郷”“堺と茶文化と千利休” “和歌山根来塗” 6月17日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチと郷土食の試食試飲など 『近畿の奥座敷手仕事のおはなし』 今回のお題“奈良彫刻(仏像)”“六古窯 信楽・伊賀焼”“京の和菓子と焼物意匠” 10月14日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチと郷土食の試食試飲など *2013年* 『10th 北陸地方手仕事のおはなし』 今回のお題“金沢古九谷焼”“越前竹人形”“鯖江の眼鏡” 2月17日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチと郷土食の試食試飲など 『東海道手仕事のおはなし』 今回のお題“瀬戸・美濃焼”“静岡お茶所”“東海道個性溢れる博物館・美術館名所” 6月16日(日)12:30〜15:30 『中山道手仕事のおはなし』 今回のお題"長野県 松本民芸家具・長野県、山梨県 ワイン・新潟県 佐渡島" 12月1日 (日) 12:30~15:30 *2014* 『東京手仕事のおはなし』 神奈川・東京・千葉エリア 今回のお題「櫛・簪と江戸のおしゃれ」 「日本初めて物語」(神奈川県横浜市) 6月15日(日) 12:30~15:30 『北関東手仕事のおはなし』 埼玉・栃木・群馬・茨城エリア今回のお題「益子・笠間焼」「川越小江戸の町並み」11月30日(日) 12:30〜15:30 *2014年*あまたの会* *第119回 あまたの会h 『町家で英会話cafe34』 1月18日(土) 18:00~19:30 *番外編 『書・コトハジメ』 1月25日(土) 14:00~16:00 書き初め体験 *第120回 あまたの会 『町家で英会話cafe35』 2月22日(土) 18:00~19:30 *第121回 あまたの会 『金箔貼り教室』~キャンドルポットとトレーのset 2月23日(日) 14:00~16:00 *あまたの会 番外編『書・コトハジメ』 3月15日(土)14:00~16:00 *第122回 あまたの会 『町家で英会話cafe36回』 3月22日(土)18:00~19:30 *第123回 あまたの会 『カダナコーヒー教室』 ~モカでもキリマンジャロでもないアフリカの一品~ 3月21日 (祝) 14:00~16:00 *第124回 あまたの会 『銘酒会 八海山醸造』 新潟県魚沼市のくらしと郷土食を、営業部森氏より ご紹介致します。プロデュース「タキモト名酒館」新谷氏。代表酒八海山と、コシヒカリ、酒粕漬けなど試飲、試食会。 4月5日(土)18:00~20:00ころ *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 4月26日(土)14:00~16:00 *第125回 あまたの会『町家で英会話cafe37』 4月26日(土)18:00~19:30 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 5月17日(土) 14:00~16:00 *第126回 あまたの会『陶芸教室~色絵付け編~』 九谷焼女性陶芸家に習って、オリジナルぐい呑を作ってみます。 5月25日(日) 一部 10:00~12:30 二部 14:00~16:30 *第127回 あまたの会『町家で英会話cafe38』 5月31日(土) 18:00~19:30 *第129回 あまたの会『ちくちく手縫い教室』 夏に活躍!涼しいひらひらスカート?ワンピース?作り 6月26日(木) 14:00~16:00 *あまたの会番外編 「書・コトハジメ」 6月28日(土) 14:00〜16:00 第130回 あまたの会『町家で英会話cafe39』 6月28日(土) 18:00〜19:30 *第131回 あまたの会 『オーガニックコットンに触れる会』 愛知県の「本気布」さんのガラ紡実演など、環境と身体に優しい繊維のおはなし。 7月20(日)14:00~16:00 *あまたの会番外編 『書・コトハジメ』 7月26日(土)14:00〜16:00 *第132回 あまたの会『町家で英会話cafe40』 7月26日(土) 18:00〜18:30 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 8月30日(土) 14:00〜16:00 *第133回 あまたの会『町家で英会話cafe41』 8月30日(土) 18:00〜19:30 *五条坂陶器まつり* 8月7・8・9・10日 今年は木金土日曜日です! *第134回 あまたの会『佐渡 坐サドの会』 佐渡の旅のご報告と郷土食と手仕事のおはなし 試食と日本酒試飲あり。定員10名様 会費¥2000(全込) 9月14日(日) 18:00〜20:00(予定) *第135回 あまたの会『町家で英会話cafe42』 9月20日(土) 18:00〜19:30 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 9月27日(土)14:00〜16:00 *第136回 あまたの会『町家で英会話cafe43』 10月25日(土) 18:00〜19:30 *第137回 あまたの会『金箔貼り教室第二弾 色箔貼り教室』 10月26日(日) 14:00〜16:30 京都の箔押し職人さんから習うガラスボトルに箔貼り体験 *第138回あまたの会『町家で英会話cafe44』 11月15日(土) 18:00〜19:30 *第139回 あまたの会『銘酒会〜発酵文化の出会い〜』 「日本酒とパンと大原ド根性野菜」 11月22日(土) 18:00〜20:00ころ ソムリエ新谷さんプロデュース恒例銘酒会 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 11月29日(土) 14:00〜16::00 *第140回あまたの会『歳忘れ茶会』 12月14日(日) 14:00〜16:00ころ 日々お茶を愛するSさんと和菓子職人Tさんのコラボ茶会 お道具持ち寄り大歓迎 *あまたウィンドー展示会* (2013年度) 「浅野 哲 新作陶展 2013」 4月1日(月)〜14日(日) あまたウィンドーを中心に 新作を展示販売。 「久木朋子 木版画展 2013」 4月24日(水)〜5月8(水) 4月28日(日)午後〜久木さんご来店です。 「川上嘉彦 木工展 〜木の彩 とりどり〜」 5月17日(金)〜31日(金) 「近藤佳寿子 作陶展」 8月1日(木)〜14日(水) *7日(水)〜10日(土)は 五条坂陶器まつり 深見賀秀 木版画展」 10月13日(日)〜26日(土) 「東 好美 作陶展」 11月14日(木)~28日(木) 「中村文夫 耐熱陶器展」 12月11日(水)~25日(水) *2014年* 「浅野 哲 新作陶展」 4月1日(火)~14日(月)<会期中無休> 「久木 朋子 木版画展」 4月24日(木)~5月7日(水) 「酔壺展 (グループ展示)木俣薫/樋口雅之ほか」 5月20日(火)~30日(金) 「江浦 久 天草創磁 久窯 染付作陶展」 6月1日(日)~14日(土) 「 川上 嘉彦 木工展」 6月17日(火)~30日(月) 『近藤佳寿子 作陶展』10月1日(水)~14日(火) 『東 好美 作陶展』 11月15日(土)〜29日(土) 『中村文夫 耐熱陶器展』 12月10日(水)〜24日(水) *オススメサイト* 風水土社出版の季刊誌「チルチンびと」のHP チルチンびと広場にて、イベント情報などご紹介頂いております。 松下幸之助創設の京都「PHP研究所」webサイトで お料理と手作りの器を紹介するコラム「食べる普段器(ふだんぎ)」 こちらで弊店の器もご紹介頂いております。 PHPweb ![]() 口コミ旅行情報サイト「トリップアドバイザー」にて『韓国にて。 2010』あまたの旅行記を掲載して頂きました。 「お役立ちリンク集」の中の「おすすめブログ」にて。 *沖縄好きな仲間の交流の広場 いちゃりばちょーでー(一度会えば皆兄弟) 「沖縄ファンサイト」 *お気にいりサイト* 山田真由子の滋賀発情報通信 バードのポタジェ便り 久木朋子の木版画 ソフトヘアカッターズ 京都いんふぉ ほぼ日刊イトイ新聞 わくなみ工房だより清水焼窯元涌波蘇嶐さん 小石原焼 マルダイ窯 よしだあきこさんの制作日記 アート情報サイト 京都であそぼう 自家焙煎コーヒーカダナ 愛媛県で手仕事のお店かりん ヤマザキマリ・シカゴで漫画描き 療術セラピー蘇庵 シャンブル ドゥ 若葉カーテンコーディネーター 明日のマーケティング ルディー和子 日本画家 蔵田美和「うつろいゆく季によせて」 フォロー中のブログ
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2018年 01月 04日
雪がちらちら。。。京の朝。 北山は真っ白です。 MOTTAINAIクラフトあまた 本日より通常通りの営業を始めました。 皆さま良い初夢が見られましたか? 新年放送していた「ブラタモリ」にて、縁起の良い初夢(一富士・二鷹・三茄子) のいわれについて紐解く場面がありましたね。家康さん?ちょっとガッカリ。 ヒット邦画の「君の〜。」は、もっとガッカリ(笑) うかうかしてたら、アッという間に三が日も過ぎました。 新年のご挨拶とともに祝酒ご用意しております。 富士の高嶺に雪は降りつゝ。。。 洛中松井酒造さんの「富士千歳にごり新酒」一本尽きるまで。。。 ではございますが、どうぞご賞味ください。 今年もご愛顧のほどよろしくお願いいたします。 現在改修工事中で休館中であります京都市立美術館が収蔵している作品展。 特に京都画壇で活躍した画家に描かれた、選りすぐりの着物美人画を約40点 公開しています。 お買い物途中で観るのにはちょうど良いヴォリューム。 多彩な文様の着物姿で、こんなこともあんなこともしている時代を映す 女性のポーズも見どころ。 大和美人の着せ替えを観ているようで楽しい展覧会でした。 お正月気分で、私も着物で行きましたら、思わぬお年玉頂きました。 会期中、着物で入館すると先着100名さまに、便利堂のオリジナル絵はがき 2枚プレゼントしてもらえます。 本年も良い作品を数多観て、新しい発見に感動できる一年でありたいですね〜 ![]() ▲
by mottainai-amata
| 2018-01-04 18:15
| 観てみよう展覧会
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2017年 09月 29日
遅まきながら。。。 「ブリューゲル バベルの塔展」大阪国立国際美術館(10/15まで) 「京の至宝 黒田辰秋展」美術館「えき」KYOTO(10/9まで) 2つの全く違うジャンルの展覧会を梯子鑑賞です。 ブリューゲル展、平日にも関わらず、エントランスからとても混雑していました。 前章の宗教絵画の部屋、小さな作品が多いだけに一歩進んで二歩下がる。。状態。 いました。彼の絵は大変奇妙で、シュールで、超細密で、しかもぶっ飛んでいます。 彼の解釈で描かれた聖書やキリスト教の世界は、人間や動植物の欲望が絡み合って 繊細なパズルのようです。ボス、変な人です。 その異世界は、瞬く間に売れっ子作家に押し上げたようで、工房制度で作品を 制作していました。弟子もぞろぞろ。 それで類似した絵が多く、贋作も出回ったそうです。 現存する間違いのない真筆作品は大変少ないので、来日が叶うのは稀。 今回のブリューゲル展、ボス派の私には嬉しい展覧会。 ただ、作品保護のため照明が暗いので、細かいタッチの白黒の版画作品は 正直よく見えません。登場人物のニヒルな笑い、小憎たらしい。 バベルの塔を正面から見るために、別枠ロープが張られています。 ざっと150人以上は並んでました。とても待ってはいられないので、 外回りで脇見させて頂きました。 並んで正面から見ても、3mmぐらいの人物の描写は虫眼鏡でも使わないと 見えません!原画のサイズは意外に小さいのですね〜。 関ヶ原の戦ちょっと前、こんな奇妙な美の世界を追求してしていた西洋人。 いったい米何石分の絵だったのでしょう。横軸の貨幣価値は理解し難い。 なった「ダイビル」上はRCバベルの塔でも、一階のクラッシックな雰囲気は 保存されています。 国際美術館帰りの楽しみは、インテナント「PERIS-h(パリアッシュ)」の 天然酵母パン。モチモチの生地に独特の香り、好みは分かれるかなぁ。 ![]() たまにしか行かない大阪の、おまけのランチも載せておきます。 友人に連れてもらったオススメの人気店は2軒も振られてしまい、入れたのは 老松町のとある細い階段を降りた店。 「ビーフン東」昼はビーフンと台湾料理、夜はワイン豊富な仏蘭西ビストロ 「AZ(アズー)」になるそうです。名前はシェフの東(アズマ)さんから。 ランチセットメニューは¥1000前後。ビーフンとバーツアン(中華ちまき)付き。 ちまきのサイズはビーフンのサイズとお腹の具合で、大小選べます。 豚肉、きのこ、うずら卵など具沢山でヴォリューム満点ちまきでした。 「さすが大阪食倒れ。パクチーも入ったあっさりサンラータンメン、コスパ良し」 というと、「ちゃうで。見た目はよぅ似てるけど、それはホワイトセロリ。 パクチー人気で原価高いから〜」と、思いっきりツッコミ入りました(笑) でも、テイクアウトの竹の皮に包んだちまきが一個¥700だったら、すごく 良心的なランチじゃありません?口の数だけ店がある。やっぱり大阪選択権多し。 黒田辰秋展、地元の人間国宝作家ながら、初の回顧展というのが不思議。 個人コレクターの至宝がたくさん拝見できて見応えのある展覧会でした。 何れの作品も「用の美」としてご愛用になっている形跡が見られ、恐れ多くも 作者亡き後、魂が宿った作品をお手元で育ててらっしゃることが素晴らしいと 思います。あのような可愛らしい蝶々が舞う座卓でご飯を食べたり、万華鏡の 如き螺鈿の棗でお茶を点てるなんて。。。羨ましいかぎり。 祇園の和菓子舗「鍵善」さんのコレクション。店玄関を飾る朱漆のパネルから、 葛きりを入れる蓋物。眩い螺鈿の特注品。他棗や違い棚。。 昔は二階建ての町家で、四条通りからすぐ面した店舗で、階段の下に大女将 さんが着物姿で何時も座っておられましたね。懐かしい。 黒田氏の作品は角の先へ、先へ。面が線、線が点になるところまで 張りつめた品格があり、近寄り難いのとは違う、何処か作品全体から大らかな 温かみさえ感じます。 今回の展覧会、赤い漆の作品が見所の構成になっていました。 赤でも紅、朱、丹、と、いろんな「アカ」があります。決してイヤらしくならない、 黒田氏のアカの探求には、日本人が古代から一目置いて接してきた特別な感覚を 飛び越えた崇高さを感じます。 素晴らしい方が、ほんの近所の東山区清水4丁目で制作なさっていたと思うと、 これまた嬉しくなりました。 うかうかしていたら、面白そうな展覧会は アッという間に過ぎてしまう。。 芸術の秋は待ってはくれぬ。言い聞かせ。 日脚も短くなって、すっかり秋の空。 伊勢丹の屋上の眺めより。 ![]() ▲
by mottainai-amata
| 2017-09-29 00:18
| 観てみよう展覧会
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2017年 06月 29日
10年ほど前に、京都国立博物館で大回顧展が開かれましたが、 その後も、ちょこちょこと関西に部分的にはきています。 奇想天外な作風、幅広い技法、迫力ある画力は、海外でも人気です。 今回の美術館「えき」KYOTOにて紹介されている作品は、 世界屈指の暁斎コレクターのイスラエル・ゴールドマン氏の所蔵品で、 初お目見えも含まれます。 7月23日まで(会期中無休)と、長い期間楽しめる祇園祭のお客さまターゲット。 明日のプレミアムフライデーは、17時から先着50名様に記念カード進呈 だそうですよ。ほか、週末の三味線ライブイベントなどで盛りあげています。 河鍋暁斎(かわなべきょうさい)は、天保2年〜明治22年(1833〜1889)までの 日本の幕末から明治に当たる激動の時代を生きました。 すでに3歳から絵を描いていて、7歳で歌川国芳に入門、狩野派も学び終え、 20歳の頃には絵師として活躍していたようです。 和洋を問わず、さまざまな流派の画風を吸収し、肉筆画、浮世絵版画、 仏画、戯画、風刺画、春画など、ジャンルを問わず描きまくった画業人生。 晩年、外国人の弟子も取りました。どんなコミュニケーション術を使って いたのでしょう?河鍋暁斎本人の顔写真を見ると、如何にも只者ではない感じ。 酒宴の真っ最中に、即興で描かれた得意の鐘馗さんの掛け軸からは、 水墨画の勢い良い技もさることながら、ユーモラスなひととなりが垣間見えます。 夜毎繰り返される座敷遊びのうち、一休の法話で悟りを開いた地獄太夫〜〜 という件の絵ですが、太夫の着物に描かれた細かく鮮やかな地獄絵図に、 爪弾く髑髏の三味線。浮かれ踊る一休禅師は、洒落頭(しゃれこうべ)と云いたい ところでしょうか(笑) 独創的発想力、そう、古来日本には魑魅魍魎や付喪神、彼の世と此の世を 行き来する「百鬼夜行図屏風」に描かれるような世界があるのです。 夢現つか幻か。。。もしれませんが、遍く受け入れる多様性に富んだ自然界。 暁斎が描く達磨、七福神、蛙に烏。。。。 共生している人間臭さが現れていて、慈しみと面白味を感じます。 「仙太郎」にて、見た目涼しげで可愛らしい老玉を使った夏のお菓子。 抹茶餡とこし餡の2色。上に載った寒天が紫陽花みたいです。 ひとくちサイズが、上品な奥方のおもたせとして喜ばれました。 創業約130年の仙太郎、奇才河鍋暁斎の声は京にも届いていたでしょうか。 ![]() ▲
by mottainai-amata
| 2017-06-29 16:06
| 観てみよう展覧会
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2016年 09月 10日
9月9日 重陽の節句。 暦の上では、白露も過ぎましたが、まだ日中は暑い関西。 上賀茂神社の「烏相撲」行事も、晴天で「コーコー、カーカー」と 大勢の観光客で賑わったようです。 今週になり突如、修学旅行生が増えました。新学期の端境期、 紅葉の観光シーズン前でプランが立てやすいのでしょうか。 ぎゅうぎゅう詰めのタクシー移動は便利で確実ですが、 歩いて京都の街の色や風を感じて、 よい思い出を持ち帰って欲しいですね。 きっと夏休み企画で開かれていたのでしょう。 京都伊勢丹美術館「えき」KYOTO「世界の巨匠たちが子どもだったころ」
を観てきました。(〜11日最終日も20時まで) 「えき」美術館は、規模もほどよく立地条件がいいので、閉館前の滑りこみ でも十分楽しめます。(入館締切は閉館30分前です) 「巨匠は10代ですでに画家だった⁉︎」というサブタイトル。 モネ、ムンク、ロートレック、ピカソ、岸田劉生、伊東深水、山口華楊、 東郷青児、平山郁夫。。。 パンフレットに上がった出展リストの名は、一点づつでも確かに巨匠揃い。 何処から集めてこられた企画なのかしらん? そんな興味が湧いてきて、見れば愛知県岡崎市にある 博物館の所蔵品という。この博物館は1985年開館。 世界の有名芸術家が子ども時代に描いた作品を展示する、子どものための 博物館だそうです。10代という多感なお年ごろに制作された作品に特化して 世界中から収集するとは、すきま狙いの博物館ですね。 会場の壁には、作家の似顔絵やわかりやすいキャプション、クイズ仕立て の展示ブース分けなど、子どもと一緒に楽しめる工夫がされていました。 作者の無名時代、学校の授業の課題、家で描いた絵日記のようなモノ。。 名品になる前の作品は、純粋に一生懸命好きで描いていたのだということが こちらにも伝わってきます。 が、しかしながら才能のあるお子さんというのは、タダモノではありません。 10歳までにも、もうすでに個性のオーラが漂っています。 好きこそ物の上手なれ。とはいいますが、天性には叶わぬ。 新聞の挿絵や企業の宣伝ポスターなどの注文を受けて、 すでに収入を得ていたモネやロートレック、横尾忠則などもいます。 池田満寿夫19歳の絵は、かなり深刻な人生感を背負ってる感じ、 三輪晁勢18歳の学生時代、絹本に厚塗りして若冲への挑戦みたい。 平山郁夫先生、16、18歳のときの書生さんだったときの絵、 ものすごい気迫と存在感、達者な技巧、正確な写生。。 大家の時代の作品より訴えかけてくるような。。し、失礼。 (本日、平山先生とシルクロードスケッチ旅行に、何度かご一緒したという お客さまがみえて、面白いエピソードを伺いました。グッドタイミング!) 作家が生きた幼少の時代背景が、ストレートに対象物となる。 そんな点も面白いですね。街のカフェ、父、母の肖像画、二宮金次郎。。 子どもの目を通した時代が映し出されます。 猫も杓子もデジタル時代ですが、本物の質感に勝るものなし。 お子さんの夏休みの宿題も、よくできました、パシャ、ポイッ。。ではなく、 その時にしか作れない成長の足跡として残してあげるのも親の愛。 先々大家になられる可能性とて、大いにあります。 美術館「えき」KYOTOは、次回15日〜10月23日まで、 「没後50年 河井寛次郎展」地元京都での大回顧展が始まります。 会期中のギャラリートークでは、河井寛次郎記念館の学芸員 鷺さんが 会場内を移動して、作品を解説してくださるそうです。 ぜひ、ご高覧ください。 ![]() ▲
by mottainai-amata
| 2016-09-10 12:43
| 観てみよう展覧会
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2014年 04月 12日
冷たい夜風で随分と葉桜になりまして 桜の生命は短し。 せめて絵だけでも。 桜が彩る日本の風景の美しさを名残惜しもうかと。 京都駅伊勢丹7階の美術館「えき」KYOTOの企画展。 「日本画にみる さくら 展」~横山大観から中島千波まで~(~22日迄) 美術館「えき」はコンパクトな美術館で、いつもシッカリした展示会企画。 お買い物途中に気軽に観られる規模が好評。 そして夜型の文化人にオススメ。伊勢丹閉店時間20時までOPENしてます。 今回は、桜をモチーフにした日本画ばかり、約55点が並んでおります。 横山大観、川合玉堂、菱田春草、堂本印象、加山又造。。 現代の日本画を牽引してこられた先人と、前衛的な今を活躍する作家までの 桜尽くしの作品展。 開花宣言の時期から、散りゆく様までも、情緒豊かな花。 絵画だけでなく、旧くから工芸や着物の意匠として表現されてきました。 本当に多彩な表現に溢れています。 見事な写生を基にした大和絵も、デフォルメされた構図の桜も素晴らしい。 展示作品の中で、水野美術館の収蔵品が目立ちました。 何処の美術館カナ? 長野市に2002年にできた私設美術館だそうです。 日本の近代絵画に力をいれているようです。 また、訪ねてみたいですね。 久しぶりに「下村観山」の作品を観ましたが、品位があってその場の空気までも 描き込まれたような……丁寧な描写はさすがでした。 「北区紫野 源水」の有平糖 宝石みたいな繊細な細工菓子 日本人って、やっぱり桜がすきなんですね。 ![]() ▲
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| 2014-04-12 17:15
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2013年 08月 21日
![]() 夕方の空は、雲もたなびき、鳥の飛ぶ姿も高く秋の気配なのですが。。 軒並み日中の温度は下がりません。 しばらく展覧会の話題がなかったので、夏の名残の展覧会巡り。 ![]() ![]() 美術館「えき」KYOTO 伊勢丹内で開催中(~9/9) 『浮世絵の夏』ー納涼と花火ー 江戸時代の隅田川・四条河原の納涼の様子を浮世絵で表現している 作品など夏をテーマにした120点の展覧会。 今のようにクーラーのない時代のこと。 庶民は涼をもとめては水辺へ繰り出します。 隅田川では船を浮かべ、 花火大会を見て、お酒やご馳走で歓声が湧き上がる そんな一場面を 浮世絵作品にしたような展覧会。 あくまでも庶民的な目線は忘れておらず、各作品に登場する浴衣の柄・ 手にする団扇の絵・ そぞろ歩く川岸の夜店の風景など、その時代に流行った であろう歌舞伎役者の顔までも見えて、民俗学的に面白い資料でしょうね。 花火の表現は、放射状に放つサーチライトや粒つぶ集めた種のようだったり。 いろいろ工夫があったようです。 個人的には、明治時代までの素朴な浮世絵が色も構図も好みですね。 ![]() ![]() もう一つの展覧会は京都国立博物館。 養生も取れてソロソロ常設展示の新館が見え出しました。来年春openだそうです。 現在は特別展開催時しか開いていない博物館。 只今開催中の『遊び』(8/25まで) この展覧会などは、京博が持つコレクションの夏の虫干し展のよう。 ![]() ![]() 『遊び』というキーワードから、旧くは神々に捧げた歌や踊り、狩や宴を 意味したコトを紐解きます。 神事や祭礼としての『遊び』は、人々の楽しみを追求して催されます。 神さんと一緒に『遊ぶ』ことが、ハレとケの使い分けだったのでしょう。 神仏に捧げた舞い踊りから酒宴、子供の玩具、人形遊びまで… 多彩な遊びの姿を紹介する展覧会です。 「物見遊山」などと言いますが、山へ踏み出でたる狩やお伊勢詣でなどの 参拝旅行は、非日常を愉しむ『遊び』だったようですね。 屏風や漆に描かれた作品にもみられます。 ![]() 双六や貝合わせ、御所人形などの子供の『遊び』道具も展示されていますが、 先ほどの浮世絵の中に出てくる納涼会も、立派な大人の『遊び』 物質的に恵まれている現代人は、『遊び』の質が変わってきているようで、 ある意味『遊び』足りん!のかもしれませんね。 ![]() 弊店に通ずる西門が開門するのは、来春。 まだまだ先3年後…なんて思っていたら、まもなく。 暑い、寒い、と言ってるうちに月日の経つのは早いこと。 ![]() ↑クリックして頂くとブログランキングにカウントされます。 応援して頂けると嬉しいです。 ▲
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| 2013-08-21 00:23
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2012年 02月 08日
昨日までは、すこし寒さが和らいだのですが、
今日は寒の戻り・・朝から吹雪いてました。 ![]() こんな日は、デパート内で遊ぶのもよいかも?です。 京都駅がきれいになって、早もう15年。 アニバーサリーの様々なイベントが、催しされています。 ![]() 美術館「えき」KYOTOにて「イジス写真展」 パリからの巡回展が、ここ京都で観られます(〜26日まで) ![]() ![]() リトアニア生まれのイジスIZIS(1911〜1980)は、 20代で画家を目指してパリへ。第二次大戦勃発後、 ナチスを逃れて南方リモージュ地方へ。そこから写真家 として活動を開始します。1964年に発表されたシャガールの パリ・オペラ座の天井画制作を追った独占記事で、一躍有名に なります。独特の詩情でとらえた作品は、パリの風景だけでなく、 文筆家、芸術家など著名人のポートレイトも高い評価を得ています。 ![]() 1950年代頃のパリの街が独特の視点で写しとられて。 セーヌ川で魚釣るひとびと。雨の中街角で花を売る女性。 遠くを見る男性の穴の空いた靴から出る指。 近代的な建物とヒューマニズムの対比が、おもしろい作品。 モチーフが清貧ながらも、けっして暗さを感じさせない表現は、 作家の人柄、品性なのかもしれません。 なんとなく、画家藤田嗣治のパリの作品を想いました。 美術館HP 花よりだんご〜ショコラの魅惑 伊勢丹10階「サロン・デユ・ショコラ」 ![]() すごい熱気でした! ![]() こんなのも ![]() こんなのも、あら、チョコレート?! 今話題の「パティシェSコヤマ」の売り場は、大盛況。 ![]() ![]() ![]() 期間限定で、できたてのデザートが戴けます。 行列ができておりました。 会場は、だんご獲得の熱い戦いです。 ![]() ↑クリックして頂くとブログランキングにカウントされます。 応援して頂けると嬉しいです。 ▲
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| 2012-02-08 19:06
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2011年 04月 20日
美術館「えき」KYOTOにて
『生誕100年 南桂子展』開催中(〜24日まで) 版画家 浜口陽三の妻であり、銅版画家である南桂子 (1911〜2004)の回顧展です。 展覧会HP 仏パリ〜米サンフランシスコ、1996年に帰国するまで 約40年間海外に滞在し、制作を続けてきたその作品の 流れがわかる展覧会。 ![]() 彼女の作品は、どこかシュールで静謐で詩情豊かです。 繊細な輪郭線や、モチーフの中を点描で描き濃淡・陰影を 表現する独特の世界です。 見方によると刺繍作品、アフリカンアートのような感じも します。淡い色使いは、少女や鳥や魚、木といった自然の 時間の流れが切り取られたような、ノスタルジックな印象 も受けます。 ![]() 今日の午後、ご来店の外国人観光客男性3人。 イギリス・オーストラリアと居住国はいろいろ。 オーストラリアの男性が、只今弊店で展示会中、 久木朋子さん 木版画を気に入ってくださり、「鳥の時間〜センダイムシクイ」 作品を「明日取りに来るのでプレゼント包装して置いて欲しい」 とのご注文。 「はい、わかりました。しっかり梱包しておきますね。」 とお受けして、ご用意致しました。 夕方頃になり、ひょっこり男性が現れ、「取りに来たよ」 あら、明日の予定が変わったのかな?と思いながら。。。 「今日は、お寺観光に行ってきましたか?」と聞くと、 「いや、展覧会を観てきました。」 財布からパラリと「南桂子展」の半券。 「とっても良かった!」 あぁ、この男性は、版画技法は違うけれど鳥や木、自然を モチーフに制作している版画家同士、作品に共感を覚えて 戻って来はったんやろうな〜。と感じました。 嬉しそうにお持ち帰り頂いた久木さんの作品は、 世代を越えて、国を越えて偶然出逢った想い出のArtと なるに違いありません。 プレゼントされる方へ、たくさんのお土産話もおまけに。 お仲人役になれた、あまたにもうれしい想い出。 ![]() ↑クリックして頂くとブログランキングにカウントされます。 応援して頂けると嬉しいです。 ▲
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| 2011-04-20 22:38
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2011年 03月 26日
美術館「えき」KYOTOにて
『ラファエル前派からウィリアム・モリス』展開催中 約一ヶ月もの展覧会でしたが、またギリギリの観覧に。。 <27日(日)までです。最終日は5時閉館> ![]() ![]() 展示会詳細はこちら 産業革命によって急激な近代化が押し寄せる中、 19世紀半ばのイギリスでは、手に入れた豊かさの反動、 失われていく精神的豊かさを見直す思想が起こります。 そんな中、青年画家たちが1848年「ラファエル前派同盟」 を結成します。彼らが探求するのは、イタリアの巨匠画家 ラファエロ以前の初期イタリア・ルネサンスやフランドル 絵画の自由な表現。 ダンテ・ガブリエル・ロセッティに感銘を受けたウィリアム・ モリスらも集い、後の「アーツ・アンド・クラフツ運動」に 発展していく原動となります。 展示会は絵画だけでなく、タピストリー、ステンドグラス、 工芸品などが会場に所狭しと展示されていました。 多くの作品は、日本の明治維新(1868年)前後のものです。 内容は違えども、同じく近代革命。 絵画は写実表現よりもファンタジックな表現の作品が、 多かったように思います。題材は神話やキリスト教に因んだもの が目立ちます。 (ちょっとSF小説の挿絵みたいな感じのもあったり・・) 日本人も明治に入って洋画を学び始めますが、初期の作風は 影響を受けて似た匂いがあるように思います。 バックが竪琴のようなデザイン、座面が縄編みになった 繊細さと牧歌的な雰囲気で調和する「ロセッティチェア」 私はこれが観られただけで、満足、満足。。。 ![]() ![]() 「河井寛次郎記念館」にそのアーツ・アンド・クラフツ運動の 流れを受けて、日本で「民藝運動」となった証拠品があります。 遠い国での物つくりのエネルギーが昇華されて、 新しいエネルギーを産みます。人はスバラシイ! ![]() ↑クリックして頂くとブログランキングにカウントされます。 応援して頂けると嬉しいです。 ▲
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| 2011-03-26 13:47
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2011年 01月 14日
オーストラリアから来られたご夫婦と京都観光案内ツアーしました。
以前京都に住んではったパン職人の奥さんと、 陶芸作家のオーストラリア人の 旦那さま。 今年のオーストラリアは冷夏らしいですが、毎日30℃を越える夏日。 ところ変われば小雪ちらつく京都の街。 さて、どちらをご案内いたしましょうか。 まずは、お正月らしく南座にて歌舞伎鑑賞。 只今、前進座特別講演 「切られお富 処女翫浮名横櫛(むすめごのみうきなのよこぐし)」 ![]() ![]() 急に決まった予定でしたが、前進座の関係者の方に券を 手配して頂けて鑑賞することができました。 Kさんありがとうございました。団体客さんも多かったのに。 ![]() 歌舞伎初体験のご夫婦は、回る舞台装置(ステージ) 立ち回り(アクション)あり、華やかな踊り(ダンス) ありで、楽しんでもらえたようです。 ただ気になるのは、あらすじで〜 現代人の私たちが読んでもちょっと意識の違いを感じる、 お富さん=女性の生き様を演じられているわけでして。 外国人の旦那さんは、奥さんから解説してもらってはり ましたが・・難しいですよね。 英語訳のパンフレットもないし、音声ガイドもないし。 自分の恋心を証明するために小指の先を切っちゃったり。 「波の潮持っといで!」って男に白いのが撒かれたり。 不思議な??行動しきりですね。 歌舞伎独特の間合いの取り方、女形の演技、舞台効果など 久しぶりの歌舞伎でしたが楽しませて頂きました。 ![]() 西本願寺さんの美しく修復された御影堂を拝観に。 「親鸞聖人の御正忌報恩講」(〜16日まで)の最中でした。 黒光りした漆・金箔に囲まれ、お厨子を囲むお荘厳といわれる 飾りは豪華でした。ご夫婦もこんな機会に会うことはないでしょう。 ![]() ![]() 美術館「えき」にて公開中の展覧会(〜23日まで) 佐賀県立九州陶磁文化館コレクション「海を渡った古伊万里展」 東京から巡回してきた展覧会、待っていました。 17世紀にオランダ東インド会社を通じて世界各国に輸出された 古伊万里焼。買い戻された作品や柴田夫妻の個人コレクションの 約150点が観られます。 佐賀県立九州陶磁文化館では、貴重なコレクションを常設で無料拝観 できるそうです。博物館の鑑ですね。行ってみたいです。 文化館HP 一級品ばかりで、長い時間ゆ〜っくり観ましたが飽きません。 外国の文化も知らず、注文のままに試行錯誤して焼いた陶工の 苦労が伺えるワインジャグ用の水注や、ケンタウロス文の皿などは お腹の出た鬼が牛の身体の上に乗っているみたいだったり。 日本はアニメーションの国だな〜と笑えました。 ![]() 玄関口にて有田焼骨董品の販売も。 外国人と一日ツアーしてみて、京都は観光都市といいながらも まだまだ外国人に不親切だと感じました。 南座もそうでしたが、拝観する文化財や美術展覧会も内容を説明する 英語表記は、ほとんど見あたりません。 大勢の海外旅行者を受け入れるならば、どんな目的でここにあるのか。 知ってもらうと文化の深みが伝わるのではないでしょうか? ![]() 〆はモチロン食文化ですが、 「そばがき」がこんなヒットするとは! う〜〜ん、予想外。 ![]() ↑クリックして頂くとブログランキングにカウントされます。 応援して頂けると嬉しいです。 ▲
by mottainai-amata
| 2011-01-14 18:45
| OFFのあの時あの時間
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