睦月のあまたの会 ご案内 追記 |






カテゴリ
店舗あまたへのアクセス 沖縄読谷/相馬正和 沖縄読谷/島袋常秀 土鍋/中村文夫 唐津焼 金海窯 信楽焼 九州民陶 山陰民陶 沖縄ガラス ペンステモン/シルク織 シェーカー家具 木工品/工房もず 木工品/川上嘉彦 天草創磁 久窯/江浦久志 手作りアクセサリー ガラス・トンボ玉 Giftオススメいっぴん 出版・記事にてご紹介 クラフトあまた沖縄たより 津軽塗/みちのくあまたたより クラフトあまた佐渡島たより あまたの会ご案内 新しいあまたの仲間達 あまたの展示会 京都大和大路オーライ 蓋物いろいろ 手作りほうき 京都甘いもん OFFのあの時あの時間 珈琲屋さんで知的探訪 観てみよう展覧会 街に美を漁る会 あまた文庫 オススメ美味しいところ あまた庵茶会記 大原アラヤファーム骨太野菜の出張販売 ライフログ
タグ
あまたの会(246)
京都甘いもん(161) 町家で英会話cafe(146) 自家焙煎コーヒーカダナ(111) 書・コトハジメ(106) 民藝(104) 日本酒(72) コーヒー教室(62) 京都さくらたより(51) 五条坂陶器まつり(44) 日本茶(44) 沖縄やちむん(42) 六波羅蜜寺(41) 豊国神社(35) 金海窯(34) アーユルヴェーダ(31) ちくちく手縫いの会(28) 京都国立近代美術館(27) 京都国立博物館(24) 建仁寺 両足院(24) 以前の記事
2019年 02月 2019年 01月 2018年 12月 2018年 11月 2018年 10月 2018年 09月 2018年 08月 2018年 07月 2018年 06月 2018年 05月 2018年 04月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 2014年 09月 2014年 08月 2014年 07月 2014年 06月 2014年 05月 2014年 04月 2014年 03月 2014年 02月 2014年 01月 2013年 12月 2013年 11月 2013年 10月 2013年 09月 2013年 08月 2013年 07月 2013年 06月 2013年 05月 2013年 04月 2013年 03月 2013年 02月 2013年 01月 2012年 12月 2012年 11月 2012年 10月 2012年 09月 2012年 08月 2012年 07月 2012年 06月 2012年 05月 2012年 04月 2012年 03月 2012年 02月 2012年 01月 2011年 12月 2011年 11月 2011年 10月 2011年 09月 2011年 08月 2011年 07月 2011年 06月 2011年 05月 2011年 04月 2011年 03月 2011年 02月 2011年 01月 2010年 12月 2010年 11月 2010年 10月 2010年 09月 2010年 08月 2010年 07月 2010年 06月 2010年 05月 2010年 04月 2010年 03月 2010年 02月 2010年 01月 2009年 12月 2009年 11月 2009年 10月 2009年 09月 2009年 08月 2009年 07月 2009年 06月 2009年 05月 2009年 04月 2009年 03月 2009年 02月 2009年 01月 2008年 12月 2008年 11月 2008年 10月 2008年 09月 2008年 08月 2008年 07月 2008年 06月 2008年 05月 2008年 04月 *あまたのスケジュール*
*自家焙煎コーヒーカダナさん
イベント〜珈琲屋さんで知的探訪 *2012年* 『山陰文化手仕事のおはなし』 2月19日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチとコーヒー付き 『シーサイド近畿文化手仕事のおはなし』 今回のお題“灘五郷”“堺と茶文化と千利休” “和歌山根来塗” 6月17日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチと郷土食の試食試飲など 『近畿の奥座敷手仕事のおはなし』 今回のお題“奈良彫刻(仏像)”“六古窯 信楽・伊賀焼”“京の和菓子と焼物意匠” 10月14日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチと郷土食の試食試飲など *2013年* 『10th 北陸地方手仕事のおはなし』 今回のお題“金沢古九谷焼”“越前竹人形”“鯖江の眼鏡” 2月17日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチと郷土食の試食試飲など 『東海道手仕事のおはなし』 今回のお題“瀬戸・美濃焼”“静岡お茶所”“東海道個性溢れる博物館・美術館名所” 6月16日(日)12:30〜15:30 『中山道手仕事のおはなし』 今回のお題"長野県 松本民芸家具・長野県、山梨県 ワイン・新潟県 佐渡島" 12月1日 (日) 12:30~15:30 *2014* 『東京手仕事のおはなし』 神奈川・東京・千葉エリア 今回のお題「櫛・簪と江戸のおしゃれ」 「日本初めて物語」(神奈川県横浜市) 6月15日(日) 12:30~15:30 『北関東手仕事のおはなし』 埼玉・栃木・群馬・茨城エリア今回のお題「益子・笠間焼」「川越小江戸の町並み」11月30日(日) 12:30〜15:30 *2014年*あまたの会* *第119回 あまたの会h 『町家で英会話cafe34』 1月18日(土) 18:00~19:30 *番外編 『書・コトハジメ』 1月25日(土) 14:00~16:00 書き初め体験 *第120回 あまたの会 『町家で英会話cafe35』 2月22日(土) 18:00~19:30 *第121回 あまたの会 『金箔貼り教室』~キャンドルポットとトレーのset 2月23日(日) 14:00~16:00 *あまたの会 番外編『書・コトハジメ』 3月15日(土)14:00~16:00 *第122回 あまたの会 『町家で英会話cafe36回』 3月22日(土)18:00~19:30 *第123回 あまたの会 『カダナコーヒー教室』 ~モカでもキリマンジャロでもないアフリカの一品~ 3月21日 (祝) 14:00~16:00 *第124回 あまたの会 『銘酒会 八海山醸造』 新潟県魚沼市のくらしと郷土食を、営業部森氏より ご紹介致します。プロデュース「タキモト名酒館」新谷氏。代表酒八海山と、コシヒカリ、酒粕漬けなど試飲、試食会。 4月5日(土)18:00~20:00ころ *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 4月26日(土)14:00~16:00 *第125回 あまたの会『町家で英会話cafe37』 4月26日(土)18:00~19:30 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 5月17日(土) 14:00~16:00 *第126回 あまたの会『陶芸教室~色絵付け編~』 九谷焼女性陶芸家に習って、オリジナルぐい呑を作ってみます。 5月25日(日) 一部 10:00~12:30 二部 14:00~16:30 *第127回 あまたの会『町家で英会話cafe38』 5月31日(土) 18:00~19:30 *第129回 あまたの会『ちくちく手縫い教室』 夏に活躍!涼しいひらひらスカート?ワンピース?作り 6月26日(木) 14:00~16:00 *あまたの会番外編 「書・コトハジメ」 6月28日(土) 14:00〜16:00 第130回 あまたの会『町家で英会話cafe39』 6月28日(土) 18:00〜19:30 *第131回 あまたの会 『オーガニックコットンに触れる会』 愛知県の「本気布」さんのガラ紡実演など、環境と身体に優しい繊維のおはなし。 7月20(日)14:00~16:00 *あまたの会番外編 『書・コトハジメ』 7月26日(土)14:00〜16:00 *第132回 あまたの会『町家で英会話cafe40』 7月26日(土) 18:00〜18:30 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 8月30日(土) 14:00〜16:00 *第133回 あまたの会『町家で英会話cafe41』 8月30日(土) 18:00〜19:30 *五条坂陶器まつり* 8月7・8・9・10日 今年は木金土日曜日です! *第134回 あまたの会『佐渡 坐サドの会』 佐渡の旅のご報告と郷土食と手仕事のおはなし 試食と日本酒試飲あり。定員10名様 会費¥2000(全込) 9月14日(日) 18:00〜20:00(予定) *第135回 あまたの会『町家で英会話cafe42』 9月20日(土) 18:00〜19:30 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 9月27日(土)14:00〜16:00 *第136回 あまたの会『町家で英会話cafe43』 10月25日(土) 18:00〜19:30 *第137回 あまたの会『金箔貼り教室第二弾 色箔貼り教室』 10月26日(日) 14:00〜16:30 京都の箔押し職人さんから習うガラスボトルに箔貼り体験 *第138回あまたの会『町家で英会話cafe44』 11月15日(土) 18:00〜19:30 *第139回 あまたの会『銘酒会〜発酵文化の出会い〜』 「日本酒とパンと大原ド根性野菜」 11月22日(土) 18:00〜20:00ころ ソムリエ新谷さんプロデュース恒例銘酒会 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 11月29日(土) 14:00〜16::00 *第140回あまたの会『歳忘れ茶会』 12月14日(日) 14:00〜16:00ころ 日々お茶を愛するSさんと和菓子職人Tさんのコラボ茶会 お道具持ち寄り大歓迎 *あまたウィンドー展示会* (2013年度) 「浅野 哲 新作陶展 2013」 4月1日(月)〜14日(日) あまたウィンドーを中心に 新作を展示販売。 「久木朋子 木版画展 2013」 4月24日(水)〜5月8(水) 4月28日(日)午後〜久木さんご来店です。 「川上嘉彦 木工展 〜木の彩 とりどり〜」 5月17日(金)〜31日(金) 「近藤佳寿子 作陶展」 8月1日(木)〜14日(水) *7日(水)〜10日(土)は 五条坂陶器まつり 深見賀秀 木版画展」 10月13日(日)〜26日(土) 「東 好美 作陶展」 11月14日(木)~28日(木) 「中村文夫 耐熱陶器展」 12月11日(水)~25日(水) *2014年* 「浅野 哲 新作陶展」 4月1日(火)~14日(月)<会期中無休> 「久木 朋子 木版画展」 4月24日(木)~5月7日(水) 「酔壺展 (グループ展示)木俣薫/樋口雅之ほか」 5月20日(火)~30日(金) 「江浦 久 天草創磁 久窯 染付作陶展」 6月1日(日)~14日(土) 「 川上 嘉彦 木工展」 6月17日(火)~30日(月) 『近藤佳寿子 作陶展』10月1日(水)~14日(火) 『東 好美 作陶展』 11月15日(土)〜29日(土) 『中村文夫 耐熱陶器展』 12月10日(水)〜24日(水) *オススメサイト* 風水土社出版の季刊誌「チルチンびと」のHP チルチンびと広場にて、イベント情報などご紹介頂いております。 松下幸之助創設の京都「PHP研究所」webサイトで お料理と手作りの器を紹介するコラム「食べる普段器(ふだんぎ)」 こちらで弊店の器もご紹介頂いております。 PHPweb ![]() 口コミ旅行情報サイト「トリップアドバイザー」にて『韓国にて。 2010』あまたの旅行記を掲載して頂きました。 「お役立ちリンク集」の中の「おすすめブログ」にて。 *沖縄好きな仲間の交流の広場 いちゃりばちょーでー(一度会えば皆兄弟) 「沖縄ファンサイト」 *お気にいりサイト* 山田真由子の滋賀発情報通信 バードのポタジェ便り 久木朋子の木版画 ソフトヘアカッターズ 京都いんふぉ ほぼ日刊イトイ新聞 わくなみ工房だより清水焼窯元涌波蘇嶐さん 小石原焼 マルダイ窯 よしだあきこさんの制作日記 アート情報サイト 京都であそぼう 自家焙煎コーヒーカダナ 愛媛県で手仕事のお店かりん ヤマザキマリ・シカゴで漫画描き 療術セラピー蘇庵 シャンブル ドゥ 若葉カーテンコーディネーター 明日のマーケティング ルディー和子 日本画家 蔵田美和「うつろいゆく季によせて」 フォロー中のブログ
最新のコメント
最新のトラックバック
検索
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
|
2019年 01月 20日
去年は<書き初め>というものを失念していましたので、今年は「座右の銘読本」 など持ち出して、半年くらいは忘れないようなお題をオススメしてみました。 それらしいお題の方、そうでない方、、、、笑 それぞれに久しぶりの書の会を楽しんで頂けたようです。 ![]() ![]() きれいにまとまりましたねー。ぜひ、冷蔵庫に貼ってくださいませ。 今年も自分の書きたい字に近づけるように頑張って練習しましょう。 将来の目標にグループ展など開いてみたいですね〜〜 『書・コトハジメ』第2班の水曜日の会が来週23日にあります。 14:00〜16:00です。2月の土曜日の会は9日になりました。 初めての方も気軽にご参加ください。 ツキ2回ですが、楽しみながら自由に書に親しむ会です。 会費 ¥500 道具やお手本をお持ちの方はご持参ください。貸し出しも可。 ![]() 『メディカルアロマ講座』 メディカルアロマアドバイザー 宮島直子さんによる講座。 精油の成分や性質を理解してブレンドするアロマは、 日常生活に取り入れると未病の自己ケアに繋がります。 27日(日)12:30〜アドバイザー専門課程の講座ですが、 15:00頃より一般の方にも作ることができる保湿クリームや肩こりジェル、 美容液などの講座に続きます。此方は初心者も参加して頂けますので、 アロマについてご興味お持ちの方、または見学もどうぞ。 クリーム作り¥1000くらい〜体験できます。 あまたの会番外編『ちくちく手縫いの会』 若葉先生のアイデアとデザインにて、ちくちく手縫いすることで仕上がる 洋服や身の回りの小物たち。毎回素敵な生地をご用意頂きまして、 自分が持つ固定概念を払ってもらうのも魅力。 新春初めての会は、切り替えがおしゃれで、簡単に縫えるよう工夫された スカート作りに挑戦します。 皆さんともの作りの楽しさを感じながら、 世界でいちまいのオリジナルブランドを作りましょう。 30日(水)13:00〜17:00ごろ 会費¥3000くらい(生地の種類で異なります) 基本的な裁縫道具をご持参ください 生地の裁断準備が必要ですので、ご参加希望される方はお早めに。 キャンセルは不可です。 ![]() ![]() ![]() #
by mottainai-amata
| 2019-01-20 15:54
| あまたの会ご案内
|
Comments(0)
2019年 01月 17日
約25年前に閉窯してしまった幻の窯「金海窯」は、朝鮮半島の東南端 慶尚南道金海郡進礼面(現在の金海市進礼面)にありました。 この地帯は古えより日本から半島へ渡る際の玄関であり、侘び茶の隆盛と ともに高麗茶碗の交易の中心地になりました。高麗茶碗の作られた時代は、 主に16世紀初め〜18世紀初め頃です。 韓国の茶碗や祭器には「熊川(こもがい)」などと、この周辺の産地の名前を 名にしたものが遺ります。「金海(きんかい)」も例外ではありません。韓国 では其々「ユンチュン」「キメ」と発音するそうです。 近年では、倭館から輸出していただけではなく、日本人向けの茶碗の注文を 受けて、倭館窯で焼成していたことがわかりました。日本では大変珍重されて きた高麗茶碗ですが、韓国では、日本の茶の湯向けに制作させた高麗茶碗を 自国の焼物と認めない人も少なくありません。 時代は下がって、李朝時代に作られていた「粉青沙器」風の日常陶器を韓国で 作って、日本へ輸出しようと企業したのが金海窯の始まりでした。時に時代は 民藝ブーム、民陶ブームの波がきていましたので、日本全国の民藝店にて、 金海窯の商品はよく売れました。 今もその当時購入なさったうつわのはなしを、懐かしそうにされるお客さまも あれば、家で馴染んだうつわを独立する際に自分も使いたくなって、お子さん 世代が求めにやって来られることもあります。 本当に素朴な焼物ですが、お料理が映えますし、飽きません。 分業制による手仕事で、しっかりと作られているので丈夫で安心して使えます。 勢い盛んなときの金海窯の仕事を管理されている方からより、 コンディションの良いものを選りすぐって分けて頂いてます。 入荷する時々で、色や大きさなど一点としておんなじものはありません。 金海窯ファンの方に「こんなモノもあるの?」そういって喜んで頂くような 出会いもあります。 ただやはり、希少なものはなくなってきていますし、種類も減ってきているのは 致し方ありません。日々、日常生活を豊かに感じて頂けるのならば、惜しまずに 使うことをお勧めします。うつわは使ってなんぼです。 今回も定番のモノ、以前手に入らなかったモノ、初めて見るモノ、 いろいろ入荷しましたので、特集展示しております。 懐かしいような、新しいような、不思議な魅力の金海窯、 ぜひ、お手にとってご覧くださいませ。 価格もほぼ昔のまゝです。これが何より一番有難いですね。 食卓に変化がでて、おつまみ、デザートなど載せても面白いです。 木綿豆腐のような、やわらかい粉引の白地に、赤い菫や梅の花の絵が描かれた 春らしさを感じるうつわは、当時日本人の発想で作られたものです。 今日、24年になる阪神大震災の追悼の日は、小春日和の穏やかなお天気でした。 ![]() #
by mottainai-amata
| 2019-01-17 14:49
| 金海窯
|
Comments(0)
2019年 01月 16日
昨日は京の南端、木津川市にお邪魔しました。 JR奈良線の木津駅は、木の切り株みたいなデザインの駅で、 整備された道が通り、すぐ近くの学園都市や学研都市なんてよばれる 精華町、新祝園を意識した環境になっていました。 お会いすべし御方の元へ馳せ参じ、午後からはフリーです。 雨もショボショボ、降り出しましたが。。。 京の端です。ほぼ奈良です。 せっかく此処まで来ましたので! 近代的な都市とは真逆の方へ向いたい。 この界隈は、京都市内に次いで国宝・重要文化財の多い土地ところ。 当尾の石佛巡りで有名です。そして、茶畑広がるお茶処でもあります。 JR加茂駅からコミュニティバスに乗り、岩船寺へ〜〜 岩船寺の創建は、天平元年(729)聖武天皇が行基に命じて阿弥陀堂を建立した 縁起に始まります。御本尊の阿弥陀如来像は、平安時代のもので丈六の大きな 欅の一本造り。重文指定で、平等院鳳凰堂の阿弥陀如来像の見本になったとも いわれます。高さ3mの圧倒される迫力ですが、とても穏やかなやさしいお姿。 阿弥陀像の周りを守る四天王像は、鎌倉時代の写実的な表現で、普通足元には、 嫌そうな顔をして餓鬼が踏みつけられたりしていますが、此処は岩船寺という ことで、リアルな表現をした岩座に立っておられます。 白い象に乗る普賢菩薩騎象像は、元々三重塔に納められていたそうです。平安 時代は藤原期の作とされますが、背景の曼荼羅も含めて極彩色を残しています。 優美で美しい、尊いお姿。見ていて飽きません。白い象も何をモデルに創った のでしょうか。蘆雪の描く象のようで、シワシワの目が笑ってました。 重文指定の三重塔は室町時代創建。平成15年に修理され、内部の壁画も復元 されました。池の方から見上げるかんじがいいですね。 絶妙なプロポーションをしています。 紅葉の頃は背景に溶け込んで、またいいでしょうね。 四隅の垂木を支えるユーモラスな邪鬼が潜んでいます。 降ったり止んだりの雨のなか、しっとりした静かな隠れ里。 ちょうど1月1日〜15日までの秘佛特別公開(如意輪観音・弁財天・羅刹天)の 最終日にご縁を頂きました。 国宝の浄瑠璃寺まで足を延ばす時間がなかったのですが、浄瑠璃寺も池に対峙 する形で、極楽お浄土を現した九体阿弥陀如来坐像が素晴らしいお寺。 京の都よりも古い加茂の歴史に触れるひととき。 先日鬼籍に入られた梅原猛先生を偲び、合掌。 「くるりん大根漬物」「間引き日野菜の漬物」思わず購入しました。 何れも一袋¥100 購入しているうちに、あ、あー、あーー 加茂駅行きのコミュニティバスが行ってしまいましたがな。笑 遠回りになってしまいましたが、雨のなか1時間待つよりも良いかと、 浄瑠璃寺を通り過ぎて、奈良駅経由で帰りました。 約100年前に走っていた加茂〜奈良を繋ぐ、わずか9.9kmの路線です。 明治31年に開業した当初は、終点「大仏駅」が東大寺大仏殿の最寄り駅として 大変賑わったそうです。ですが、もっと平坦で便利な路線が引かれたために9年間 で幕を閉じました。今は幻の鉄道となってしまいましたが、トンネルや橋台などの 遺構が残されていて、こんなパンフレットが発行されたり、、大仏鉄道研究会の 調査も進んでいます。 当時深紅の蒸気機関車「電光(いなづま)号」が走っていたとは、想像もつかない ですけれど。。。遺構を巡る約13kmの散策、なかなか面白そうです。 行ってみるべし、見てみるべし。我が町の良さを再発見。 電車の時間を待つあいだに訪れた、本物の寝台列車ブルートレインが 店内にスッポリはまっている不思議なパン屋さん「パン オ セーグル」 素材にこだわるお店、二階に喫茶スペースもあり。 天然酵母100%のパン、何れも美味しかったです。 ![]() #
by mottainai-amata
| 2019-01-16 17:31
| OFFのあの時あの時間
|
Comments(0)
2019年 01月 14日
去年の春、ご好評頂きました風水師 竹内亮先生の風水茶会。 またまた、ご興味お持ちの方々のリクエストに応えて頂きました。 去年の告知からすでに満員御礼でございました。 先生ハーレム状態で、見事にオール女性です! 春に元号が変わる今年、新年に流れを確認しておこうということで、 気運が高まるおはなしを中心に伺いました。風水の先生が読む新年とは、 旧暦の新年ですので、2月5日〜来年2月4日までの一年ですね。 去年は戊戌の年、つちのえは「土」災害の多い、荒れる年とでていたそうです。 今年は己亥、つちのとであり、また土の巡りですので、災害は特に水害に注意 だそうです。地盤を固める土の良い部分がでたらいいですね。 今年の世相も伺いまして、災いに巻き込まれないように気をつけましょう。 皆さん其々の違いを味わってらっしゃいました。 ちっさな急須、湯呑み、専用の茶器セットは何も可愛らしいですね。 良い茶葉は何煎も味が楽しめて、やっぱり違いますね。有機肥料にこだわり、 手摘みの茶葉を提供する農家さんから、先生は直接仕入れてらっしゃるので、 貴重なお茶です。 お金の貯まる人、貯まらない人、出世する人、しない人。。。。 お金の使い方についてよもやま話、中国・台湾の習慣を例えて伺いましたらば、 食事の後の支払い方ひとつにしても、全然違うんですね。面白いですね〜 しょっちゅう旅しておられる先生ならではの講座でした。 風水の考え方もですが、漢字文化圏の共通項、異文化項、日常生活の随所に 現れるものですね。 参加ご希望お聞かせくださいませ。 ![]() #
by mottainai-amata
| 2019-01-14 16:47
| あまたの会ご案内
|
Comments(0)
2019年 01月 12日
今日から始まりました京都近代美術館の展覧会 『世紀末ウィーンのグラフィック〜デザインそして生活の刷新にむけて』 (〜2月24日まで)。昨晩のレセプションに参加しました。 近美が2015年に収蔵したコレクション(アパレル会社の創業者 平明暘氏蒐集品) のお披露目会です。約300点という膨大なコレクションはすごいですね。 1897年のウィーン分離派結成から、1914年の第一次大戦勃発までのウィーン における新しい芸術やデザインの在り方を模索した時代を紹介しています。 グスタフ・クリムト、ヨーゼフ・ホフマン、オットー・ヴァーグナーなどの 平面作品や、アドルフ・ロースのアールデコ調家具一式と、多彩な世紀末ウィーン の波を感じさせる展示になっています。 ウィーンに特化したところ、何となく取っつきにくそうな気がしますが、実は 日本の浮世絵が影響を与えていたり、大正から昭和初期の日本の木版画文化の隆盛 を促すなどの相互作用があります。ポスターや本の装丁、挿絵などの身近な日常 生活に染み渡っています。1900年前半のアールデコの風潮が、衣食住のデザインに 顕著に現われるところ、日本も影響を受けています。 展示されている洋服やカレンダーの模様のパターンなどに、アパレル会社の創業者 の眼を通して蒐集された特徴が出ているのではないでしょうか。 巷では平成最後ナントカとよく使われていますが、今、何故世紀末ウィーンの グラフィックか?と思いながら観るのも面白いです。CG技術のない手仕事の 情報媒体は味があります。 19世紀に写真が登場したことにより、それまでの記録媒体であった版画の存在 意義を揺るがし、版画を芸術に押し上げました。絵画に対して廉価であることが、 広く庶民の生活に浸透しました。この展覧会の大半が版画作品です。 多色刷り木版画などの手作り感溢れる作品は、次世代のグラフィック・デザインを 匂わせます。 今回の図録もヴォリュームのわりには軽く仕上がっていて、紙の質感も工夫され、 展示されている作品に近いかんじ。 4階のコレクションギャラリーでは、内装とデザインの関連で、京都で活躍した 「上野伊三郎とインターナショナル建築会」を特集展示。上野伊三郎がデザイン した伝説のBAR「スターバー」何故遺してくれなかったのか。。。。 こんな洒落た空間で呑みたかったですね〜。 他、世紀末ウィーンと同時代の陶芸家「ルーシー・リーとヨーロッパの陶芸」展示。 個人的には、近美で個展が開かれて10年ぶりの展示となります、 ウィリアム・ケントリッジのインスタレーションが良かったです。ニコライ・ ゴーゴリの短編小説「鼻」を、ロシア作曲家 ショスタコーヴィチがオペラ作品 にしたものを素材に、「俺は俺のものではない、あの馬も俺のものではない」 (2008年制作)という、コラージュとアニメーション、当時のソ連のアーカイブ 写真を織り交ぜた映像作品になっています。タイトルはロシアの農民が一切の 罪逃れを叫ぶ常套句だったそうです。 ショスタコファンであります私としては、こんな場面でまたショスタコの芸術 活動の幅の広さを知って嬉しい限り。 シャガールのゴーゴリ著作「死せる魂」の挿絵も合わせて、スターリン独裁政治 に対する国民の声を隠喩で表現する美術の力を感じました。 美術表現は時代を映す鏡でもあり、反骨精神をも現す表現の自由です。 ![]() #
by mottainai-amata
| 2019-01-12 16:12
| 街に美を漁る会
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||