シンプルイズベスト シェーカー家具

あまたでは「シェーカー家具」を取り扱いしています。

「シェーカー」は19世紀のアメリカ合衆国にて宗教的生活共同体を
試みた団体です。シェーカー教団と呼ばれていました。
今、シェーカー教徒はほとんどいません。
しかし、彼らが生活の中で培ってきた様式や教訓などは、無駄がなく
機能的でさえあり、現代にも活かすべき智恵がたくさん残されています。
その中でも「クラフツマン精神」ともいえる手作りの美しさは、
デザインあふれる現代に見直される時とも思います。

私がシェーカーに初めて出会ったのは、15年くらい前
今はなき東京のセゾン美術館にて偶然見た「大シェーカー展」です。
最も印象的だったのは、シェーカーの住まい空間が
そっくりそのまま再現展示されていたことでした。
その時、監修されていた藤門　弘さんはシェーカーを日本に紹介した
第一人者です。多くの著書を手掛けておられます。
現在、北海道にてアリスファームを経営されています。
アリスファーム

私がおもしろいな〜と感じたのは
壁に掛けて見せる収納です。農作業具やほうきなど掛けておき、
常に床はきれいに整えられていたようです。
家具も例外ではありません。
シェーカー家具は軽いのでペグボードに
簡単に引っ掛けることができます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ↓あまた店内にて


ご紹介していますシェーカー家具はボストン郊外でオリジナルに忠実、
復元しているシェーカーワークスショップのものです。
約50点の家具や小物をカタログにて注文しますと、
梱包されたキットが届きます。
もし、手作りが嫌いでなければぜひ、自分の手で家具を作る楽しみに
チャレンジしてみてください。愛着が湧いて大事に使いたくなりますよ！

このキットが↓「F121ストレートチェア」　オイル仕上げです

キット価格\28,770 / 製品価格\51,450
座面を編むテープの色、家具の仕上げ（オイルかステイン）が選べます。
乾燥させる期間によって多少異なりますが、約２週間くらいで出来ます。
接着ボンドやサンドペーパーも付いています。


座面の編み方も２種類あります。
どちらも説明書どおりに編み続けますと完成します。

私の開店準備は、最後の最後の仕事が座編みでした。
きちんと目を数えながら編んでいるつもりなのに、
２つ飛ばしたり、出発点の釘止め位置が悪くテープが
ナナメに寄ってきたり、
そんな時ほど最後の最後の最後で気が付いて・・・・リセット！！
気が付いたら開店日の朝・・・雀のさえずりが・・・

おかげでかわいい家具です。座が沈んできたら締め直し。
オイルが枯れてきたら塗ってあげて。

先日、近くのK女子大学の生活造形学科さんに
椅子のキットが嫁に行きました。
自転車に乗せて坂をえっちら配達に・・・
生徒さんがシェーカーのデザインに関心を持ってくださればいいな〜



　　　　　　　　校内にこんな素敵なフランス様式の建物が！！
　　　　　　　　「錦華殿」という記念館だそうです。

　　　　　
　　　　　決められた日には見学させてくださるそうです。詳しくはこちら

京都はまだまだおもしろいところがありますね〜




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