なか工房 耐熱陶器ご紹介

滋賀県は信楽で制作されている「なか工房　中村文夫」さん。

「土鍋=冬のアイテム」という常識を覆す、一年中便利な万能調理器具を提案されています。色もデザインもおしゃれですので、調理したまゝで食卓に出せる食器兼用の調理器具になります。

弊店でも常設で定番作品をご紹介しながら、年末は恒例の『なか工房　耐熱陶器展』を息子さんとご一緒に開いています。今年も12月9日から2週間を予定しております。さまざまな新作もご覧頂けます。お楽しみにーー

今回は、お客さまよりお取り寄せのご注文を頂きましたので、種類が増えた耐熱陶器の作品をご紹介します。土鍋夏の活用法です！

「耐熱陶板7寸(直径21cm)」は、3cmほどの深さがある陶板ですので、2人分くらいでしたらグラタンもできます。魚焼グリルやオーブン調理も可能です。

今の時期美味しいのは、枝豆の蒸し焼き。洗った枝豆を其のまゝ並べて、コップ半分ほどの水を差して、後は蓋して強火で約10分ほど。(枝豆の量で加減してください)

茹でるよりも早くて栄養価の高い、ほくほくした甘みのある枝豆が食べられます。

お客さまのご自宅でご馳走になりましたレシピもご紹介しましょう。野菜のグリル。陶板の素材が遠赤外線を発して、石窯で焼いた様な美味しさ。帆立の貝柱バター焼、かぶらも岩塩を振って、ビールのお供に最高です！

調理時間は短い方が素材の旨味を引き出します。早めに火を止めて、蓋をして予熱調理がおススメ。其れでなくとも暑い夏ですから、とにかく台所に立つ時間を短く！

タジン鍋の要領でも使えます。野菜と肉、魚などを重ねて、野菜の水分で蒸し焼きすれば、あっさりポン酢でいくらでも食べられます。夏バテのときにぜひ。

ご家族の多いとき、たまに帰省で人数が増えるときは「パエリア鍋8寸(直径約24cm)」をご利用ください。深さは6cmほどありますので、すき焼きもできます。金属鍋と違った、ゆっくり火が通るやわらかなすき焼きが楽しめます。

色は蓋がサビ朱で、本体は青と緑がございます。

一人様の小さなパエリア鍋は、直径約18cm。

パエリア、ドリア、グラタン、シチューなども一人分だけ温め直して其のまゝ食卓に出して食べられますので、洗うのも一回で済みます。とっても便利です。

陶器を真っ直ぐに焼成するのは、かなり大変なのです。陶板の裏を返せば、たくさんの目跡。窯の中で熱が加わって変形しない様に、均等に団子状にした「目」を予め打っておくのです。裏まで釉薬がかけられていますので、面白い模様にも見えます。

ご飯が強火10分、蒸らし10分で炊ける「ご飯釜(3合炊き)」も入荷しました。

二重蓋になっていますので、吹きこぼれもなく、圧がかかってふっくら美味しく炊けます。

中に陶器製のスノコがついた「蒸し鍋」でも水炊きや煮込み料理、ご飯も炊けます。しかも、焦げや匂いが残らずきれいに落ちますので、毎日使い回しで愛用できますよ。

リコピンたっぷりのトマト鍋して、翌日はカレー煮込んで〜

というローテーションもOKです。

美味しい炊き込みご飯もあっという間です！

連日の酷暑ですが、お料理が楽しくなる耐熱陶器とうつわに力を借りましょう。

夏バテしない様にしっかり栄養摂ってくださいませ。

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