2021年 07月 06日
半夏生、京都日々是好日 |
文月 第一日曜日、建仁寺 両足院の坐禅の会に参加しました。
半夏生の庭園の特別拝観は7月11日までになっています。
今年は白化粧し始めたのが早かったので、とっくに盛りは過ぎたと思っていましたが、
なんのなんの、まだまだ美しい姿でした。
しとしと降りだした鉛色の曇り空に、かえって白さが際立つ明るい庭園です。盛りが過ぎると真っ白というよりアイボリーになった葉っぱがクッキリと浮き出たように見えます。自宅で日々観察しているからこそ言える見所です。半夏生を核にした庭造りをしているお寺は、全国でもたぶん珍しいですね。
二十四節気の暦は夏至、七十二候は半夏生。田植えを終えておく基準の雑節です。(太陽歴ですから関西圏かと)
明日七夕からは小暑。関西の梅雨明けはまだ先のようですね。一日中サウナにいるような蒸し暑さ、長年住んではおりますが、さすがにへばってきます。。。
坐禅の最中も気だるさに襲われて、クッと寝落ちそうになりますが、
警策を受けてビリビリ。。。。
結跏趺坐していても解れて寝られるなんて、我ながら器用ですね。笑
苔もすくすくと育ち、微妙な緑色のグラデーションが目に飛び込んできて美しい。
一年ちょっと、日々庭番をすると、改めて日本庭園とは如何に手間暇がかかっているのかを合点しました。
光と水の配分を推し量りながら常緑を維持するのは大変です。
ですから、観光地にて勝手に苔をむしって持ち帰るなどという罪な行為を犯してはいけませんよ。
祇園にて〜半夏生の茶会のお手伝いをしました。
弊店あまたの軒下で育った半夏生を生けました。
お軸は堂本印象画伯の粽図です。京の夏の催事といえば、圧倒的に七夕より祇園さん(祇園祭)なんですよね。
八坂さんの紋が入った提灯を提げるタイミングが計れず、花見小路でいの一番に点灯しては何を言われるかわかりませんので、両隣近所を見ながら、まだかかまだか?と様子見です。文月既に6日。。。今年も中止になってしまいましたが、お迎え提灯が出て、神輿洗いが行われる10日が火入れ時なのでしょうか。。
お菓子は、大和大路松原西入るの「松寿軒」さん。季節感のある生菓子は、「琥珀 七夕」と、「笹の露」
七夕は短冊が透けて見えます。笹のなかには白い道明寺。色あいが何とも涼しげですね。
何方もあっさりした美味しい甘露で、皆さんにお喜び頂きました。
遠州流のお点前をご指導くださるのは、ベルギー人のティアス先生です。
本業は御所西に位置する町家にて、ブレンドしない国産有機栽培の茶葉を販売されています。コンセプトが個性的なだけに楽しそうなお商売。「お茶の極意は、茶葉が採れた土地の水で淹れたお茶」
仰る通り。地元にいると当たり前になってしまって特別感が薄れますが、実は真の醍醐味です。外国の方だからこそ敏感に反応されるのかもしれないですね。全国の茶農家さんへ直接足を運ばれ、お茶に対する深い愛情を感じます。対象のモノは違いますが、弊店の手仕事探訪にも共感する点があります。
世界に誇る日本茶文化を広める(守る)ため、今後のご活躍をご期待します。
どんなに便利でも、ペットボトルのお茶では愛を感じられませんっ!
ティアス先生店舗「茶の実鶴園HP」
by mottainai-amata
| 2021-07-06 22:53
| 京都大和大路オーライ
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