2021年 04月 13日
孤高の美『上田泰江展』 |
毎年楽しみにしています蔵丘洞画廊の『上田泰江展』
京都府綾部の山里で描いておられる孤高の美術家による表現を。
何処の画壇にも所属せず、ひたすらに自分と絵画に対峙して続けてこられました。
御歳91の今回の展覧会で一区切りつけられるそうです。
そんな年齢を感じさせない、DMの作品は130x97cmの大作です。
自然の力を映し取ったような、、、
塗り重ねられたキャンバスに大地のパワーを感じました。
戦前の昭和から平成、令和、そしてコロナ禍を経て、
今はどんなお気持ちなのでしょう。
上田さんの表現力に、やり遂げたという完成形はなさそうな気がします。
若いときは染色家を目指してらっしゃったとも伺いました。
この先また、追われないかたちで発表して頂きたい、
どうぞお元気で。期待してます。
<御池通京都市役所前駅南 24日まで 会期中無休>
月曜日も開館の美のオアシススポット、伊勢丹の美術館「えき」KYOTO
『BOWIE KYOTO SUGITA展』
京都で暮らすようなデヴィッド・ボウイを撮る鋤田正義のカメラ。
古川町商店街で魚を買うときも、阪急電車の切符を切符を買うときも、
何処から撮されても絵になるスターでした。
京都に別荘を持っていたというほど、京都が好きだったのですね。
桂駅ですれ違っていた可能性もあったのに残念だなぁーー
<JR京都駅前 5月5日まで 会期中無休>
次回はまたまた楽しみな展覧会『田中一村展』
奄美で画風を一新し、独創的な表現で南国の自然を描いた天才画家です。
多くの代表的作品は奄美の「田中一村記念美術館」にありますので、
本画が観られるのは貴重な機会。
お客さまに満開の山吹を頂戴しましたので、早速、浅野さんの花器へ。
深い黄色が華やかで、一気にぱっと会場が華やかになりました。
自然の色や象形には敵いませんが、知らず知らずインスピレーションを与えてくれて、其れを何かのカタチで表現できる創造者に敬服します。
皆、生きているかぎり何かを表現しているのでしょうけれども。
才能の開花はひとそれぞれ。
by mottainai-amata
| 2021-04-13 16:13
| 観てみよう展覧会
|
Comments(2)
Commented
by
渡部
at 2021-04-13 21:48
x
デイビッドボウイ、、、、京都に通ってたんですよね。九条山にあったというデイビッドキッド邸 桃源洞での日々など、wowow のドキュメントで初めて知って、この展示、とても楽しみにしてました。 さらに次は田中一村!!!本当にえき美術館、都会のオアシスですよね。 またしても厳しい行動規制?の日々となってしまいましたが、寺社と美術館だけはどうか開いていて欲しいです。
0
Commented
by
mottainai-amata at 2021-04-17 13:07
渡部さん
何時もご愛読ありがとうございます。
デヴィッドボウイ、ご覧になりましたか?
お返事遅くなり失礼致しました。
ちょっと前ですが、京都新聞で桃源洞のルーツを探る特集記事がありました。
「デヴィッドキッド」を漢字で捩った表札があったとかなかったとか。。。
WOWOWでもドキュメンタリーがあったのですね。
三条通、文博の近くの「桃源洞」というお店、何か関係があったと記憶しております。
(今もまだあるのかな?)
田中一村展も楽しみですね。
一村ラベルの黒糖焼酎呑みながら、何時か奄美へ行ってみたいなーと夢想してます。
何時もご愛読ありがとうございます。
デヴィッドボウイ、ご覧になりましたか?
お返事遅くなり失礼致しました。
ちょっと前ですが、京都新聞で桃源洞のルーツを探る特集記事がありました。
「デヴィッドキッド」を漢字で捩った表札があったとかなかったとか。。。
WOWOWでもドキュメンタリーがあったのですね。
三条通、文博の近くの「桃源洞」というお店、何か関係があったと記憶しております。
(今もまだあるのかな?)
田中一村展も楽しみですね。
一村ラベルの黒糖焼酎呑みながら、何時か奄美へ行ってみたいなーと夢想してます。