『国宝 一遍聖絵と時宗の名宝展』 |

あまたの展示会
年末年始のみ休業
OPEN時間 11:00〜18:00 <これまでのあまたのスケジュール> *自家焙煎コーヒーカダナさん イベント〜珈琲屋さんで知的探訪 *2012年* 『山陰文化手仕事のおはなし』 2月19日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチとコーヒー付き 『シーサイド近畿文化手仕事のおはなし』 今回のお題“灘五郷”“堺と茶文化と千利休” “和歌山根来塗” 6月17日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチと郷土食の試食試飲など 『近畿の奥座敷手仕事のおはなし』 今回のお題“奈良彫刻(仏像)”“六古窯 信楽・伊賀焼”“京の和菓子と焼物意匠” 10月14日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチと郷土食の試食試飲など *2013年* 『10th 北陸地方手仕事のおはなし』 今回のお題“金沢古九谷焼”“越前竹人形”“鯖江の眼鏡” 2月17日(日)12:30〜15:30 ご当地ランチと郷土食の試食試飲など 『東海道手仕事のおはなし』 今回のお題“瀬戸・美濃焼”“静岡お茶所”“東海道個性溢れる博物館・美術館名所” 6月16日(日)12:30〜15:30 『中山道手仕事のおはなし』 今回のお題"長野県 松本民芸家具・長野県、山梨県 ワイン・新潟県 佐渡島" 12月1日 (日) 12:30~15:30 *2014* 『東京手仕事のおはなし』 神奈川・東京・千葉エリア 今回のお題「櫛・簪と江戸のおしゃれ」 「日本初めて物語」(神奈川県横浜市) 6月15日(日) 12:30~15:30 『北関東手仕事のおはなし』 埼玉・栃木・群馬・茨城エリア今回のお題「益子・笠間焼」「川越小江戸の町並み」11月30日(日) 12:30〜15:30 *2014年*あまたの会* *第119回 あまたの会h 『町家で英会話cafe34』 1月18日(土) 18:00~19:30 *番外編 『書・コトハジメ』 1月25日(土) 14:00~16:00 書き初め体験 *第120回 あまたの会 『町家で英会話cafe35』 2月22日(土) 18:00~19:30 *第121回 あまたの会 『金箔貼り教室』~キャンドルポットとトレーのset 2月23日(日) 14:00~16:00 *あまたの会 番外編『書・コトハジメ』 3月15日(土)14:00~16:00 *第122回 あまたの会 『町家で英会話cafe36回』 3月22日(土)18:00~19:30 *第123回 あまたの会 『カダナコーヒー教室』 ~モカでもキリマンジャロでもないアフリカの一品~ 3月21日 (祝) 14:00~16:00 *第124回 あまたの会 『銘酒会 八海山醸造』 新潟県魚沼市のくらしと郷土食を、営業部森氏より ご紹介致します。プロデュース「タキモト名酒館」新谷氏。代表酒八海山と、コシヒカリ、酒粕漬けなど試飲、試食会。 4月5日(土)18:00~20:00ころ *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 4月26日(土)14:00~16:00 *第125回 あまたの会『町家で英会話cafe37』 4月26日(土)18:00~19:30 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 5月17日(土) 14:00~16:00 *第126回 あまたの会『陶芸教室~色絵付け編~』 九谷焼女性陶芸家に習って、オリジナルぐい呑を作ってみます。 5月25日(日) 一部 10:00~12:30 二部 14:00~16:30 *第127回 あまたの会『町家で英会話cafe38』 5月31日(土) 18:00~19:30 *第129回 あまたの会『ちくちく手縫い教室』 夏に活躍!涼しいひらひらスカート?ワンピース?作り 6月26日(木) 14:00~16:00 *あまたの会番外編 「書・コトハジメ」 6月28日(土) 14:00〜16:00 第130回 あまたの会『町家で英会話cafe39』 6月28日(土) 18:00〜19:30 *第131回 あまたの会 『オーガニックコットンに触れる会』 愛知県の「本気布」さんのガラ紡実演など、環境と身体に優しい繊維のおはなし。 7月20(日)14:00~16:00 *あまたの会番外編 『書・コトハジメ』 7月26日(土)14:00〜16:00 *第132回 あまたの会『町家で英会話cafe40』 7月26日(土) 18:00〜18:30 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 8月30日(土) 14:00〜16:00 *第133回 あまたの会『町家で英会話cafe41』 8月30日(土) 18:00〜19:30 *五条坂陶器まつり* 8月7・8・9・10日 今年は木金土日曜日です! *第134回 あまたの会『佐渡 坐サドの会』 佐渡の旅のご報告と郷土食と手仕事のおはなし 試食と日本酒試飲あり。定員10名様 会費¥2000(全込) 9月14日(日) 18:00〜20:00(予定) *第135回 あまたの会『町家で英会話cafe42』 9月20日(土) 18:00〜19:30 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 9月27日(土)14:00〜16:00 *第136回 あまたの会『町家で英会話cafe43』 10月25日(土) 18:00〜19:30 *第137回 あまたの会『金箔貼り教室第二弾 色箔貼り教室』 10月26日(日) 14:00〜16:30 京都の箔押し職人さんから習うガラスボトルに箔貼り体験 *第138回あまたの会『町家で英会話cafe44』 11月15日(土) 18:00〜19:30 *第139回 あまたの会『銘酒会〜発酵文化の出会い〜』 「日本酒とパンと大原ド根性野菜」 11月22日(土) 18:00〜20:00ころ ソムリエ新谷さんプロデュース恒例銘酒会 *あまたの会番外編『書・コトハジメ』 11月29日(土) 14:00〜16::00 *第140回あまたの会『歳忘れ茶会』 12月14日(日) 14:00〜16:00ころ 日々お茶を愛するSさんと和菓子職人Tさんのコラボ茶会 お道具持ち寄り大歓迎 *あまたウィンドー展示会* (2013年度) 「浅野 哲 新作陶展 2013」 4月1日(月)〜14日(日) あまたウィンドーを中心に 新作を展示販売。 「久木朋子 木版画展 2013」 4月24日(水)〜5月8(水) 4月28日(日)午後〜久木さんご来店です。 「川上嘉彦 木工展 〜木の彩 とりどり〜」 5月17日(金)〜31日(金) 「近藤佳寿子 作陶展」 8月1日(木)〜14日(水) *7日(水)〜10日(土)は 五条坂陶器まつり 深見賀秀 木版画展」 10月13日(日)〜26日(土) 「東 好美 作陶展」 11月14日(木)~28日(木) 「中村文夫 耐熱陶器展」 12月11日(水)~25日(水) *2014年* 「浅野 哲 新作陶展」 4月1日(火)~14日(月)<会期中無休> 「久木 朋子 木版画展」 4月24日(木)~5月7日(水) 「酔壺展 (グループ展示)木俣薫/樋口雅之ほか」 5月20日(火)~30日(金) 「江浦 久 天草創磁 久窯 染付作陶展」 6月1日(日)~14日(土) 「 川上 嘉彦 木工展」 6月17日(火)~30日(月) 『近藤佳寿子 作陶展』10月1日(水)~14日(火) 『東 好美 作陶展』 11月15日(土)〜29日(土) 『中村文夫 耐熱陶器展』 12月10日(水)〜24日(水) *オススメサイト* 風水土社出版の季刊誌「チルチンびと」のHP チルチンびと広場にて、イベント情報などご紹介頂いております。 松下幸之助創設の京都「PHP研究所」webサイトで お料理と手作りの器を紹介するコラム「食べる普段器(ふだんぎ)」 こちらで弊店の器もご紹介頂いております。 PHPweb ![]() 口コミ旅行情報サイト「トリップアドバイザー」にて『韓国にて。 2010』あまたの旅行記を掲載して頂きました。 「お役立ちリンク集」の中の「おすすめブログ」にて。 *沖縄好きな仲間の交流の広場 いちゃりばちょーでー(一度会えば皆兄弟) 「沖縄ファンサイト」 *お気にいりサイト* ソフトヘアカッターズ 小石原焼 マルダイ窯 自家焙煎コーヒーカダナ シャンブル ドゥ 若葉カーテンコーディネーター 明日のマーケティング ルディー和子 日本画家 蔵田美和「うつろいゆく季によせて」 カテゴリ
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2019年 05月 25日
『国宝 一遍聖絵と時宗の名宝展』(6月9日まで) 金・土曜日は20時まで開館。 暦は小満、日脚が長くなりました。 晴天の日が続く東山、沈みゆく夕焼けがきれいでした。 ガラスにピッタリと吸い付いて観たいもの。ホンネは混んでいると愉しみ半減。 全国各地を遍歴した旅の遊行者一遍の生涯を描いた国宝「一遍聖絵 巻一〜巻十二』 が全巻公開されます。(前期・後期の入れ替え、竹内雅隆筆京博所蔵の模本交える) 鎌倉時代に描かれた十二の巻物は、神奈川県 清浄光寺(遊行寺)の所蔵品。 一遍の近親・高弟とされる聖戒が詞書を撰述し、謎の絵師・円伊が描いた絵巻。 今回、素材についてのキャプションはなかったのですが、「NHK日曜美術館」 による前知識では紙ではなく、絹本に岩絵の具で描かれており、鮮やかな色と 繊細な筆致が残っているとのこと。パンフレットに掲載された、奇石がそびえる 伊予國の修行の様子などは、大和絵と漢画の融合ともいえ、外来文化の流入に 影響を受けた中世日本文化の表現を見せます。 写真がないことがいかんせん残念ですが、詞書の方も素晴らしいです。 長い長い旅絵巻について、訪れた國や出会う人々の生活のことなど、詳細に 綴られています。書も達筆で、大らかに筆を運び、漢字と仮名の強弱をつけた、 縦に流れる様、とても読みやすい書体になっています。一遍十回忌にあたる 生安元年(1299年)に完成したとみられていますが、残された弟子たちが宗祖の 偉業を讃える深い想いが伝わります。また、中国からもたらされた漢文中心の 模倣書時代から、平安時代に日本独自の仮名が発明されました。この頃には、 もう普通の文体として融合されていることも中世日本の書の文化史の特徴だと 思います。 それにしても、日本人の絵心は楽しいですね。 御来迎の阿弥陀さんの眼から、レーザービームのように光明の線が金泥で描かれ たり、一遍と共に踊り念仏する市井の人たち、狭い舞台でぎっしり詰まって、 目もつぶって恍惚の境地、まさにトランス状態。むつかしい文字も読めない、 教養を持ち合わせていない人も、男女も階級の差もなく極楽往生できる、 念仏唱えて今踊らずして何時踊る、踊らにゃ損ソン!! 此方に声まで聞こえてきそうです。 踊り念仏で知られる時宗は、宗祖一遍(1239〜89)が鎌倉時代に開いた宗派で、 念仏を唱えることで誰でも往生できると説き、全国を行脚(遊行)して、念仏札を 配り(腑算)、布教につとめました。一遍は一代限りとの決意で、書き記した教えも 経典も残さなかったようですが、没後教団として整備して大きくした二祖 真教 (1237〜1319)がいます。 詞書を読んでいて気づいたのは「不思議」「縁」「霊験」「告夢」「夢想」など キーワードです。一遍聖絵巻には、熊野で熊野権現より神託を受けて、この時を 開宗と定める場面、縁や夢に導かれるように全国を行脚し、神仏習合の悟り、 三方五湖では踊り念仏の最中に湖から黒い龍が現れる場面もあり、まさにまさに、 摩訶不思議な布教活動です。 空也上人の踊躍念仏から約10年、明恵上人の没後約50年の時期にあたりますが、 法然以来、外来宗教である仏教を日本がどのように受容し、自然崇拝や神道、 陰陽道なども影響し合い、攻撃し、如何に我がものとするか。政権が天皇から 武士へ移行し、上流階級のものであったと思われる仏教が民衆の元へ浸透して ゆく、その時だったのでしょう。 南無阿弥陀を唱える空也上人立像、中将姫物語の當麻曼荼羅図、明恵上人の夢日記 などの要素が、外来の書画の文化とも融合、昇華されて一遍聖絵巻十二巻の長編 完成に至ったように思います。 3月に大阪の香雪美術館にて『明恵の夢と高山寺展』過去ブログを拝見しましたが、 自身が見た夢を客観的に分析する判断力、神仏習合で導かれた悟りは一代限り。と カタチに残さない決意、一遍上人との共通項がさまざまにあります。 <日本の文化と夢は密接に関連している> とは、故河合隼雄先生のお言葉です。 人間のなかに眠っている潜在意識は、まだまだ計り知れないそうですので、 生きることの可能性は最期眠りにつくまで無限大ということでしょうか。 閉館前の慌て徘徊アート、自身の頭の整理のつもりで長々と拙文失礼致します。 ![]()
by mottainai-amata
| 2019-05-25 19:01
| 観てみよう展覧会
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