2019年 05月 14日
ペンステモン工房のシルク織物 入荷 |
西陣織業界が全盛期だったころ、代表者の岡部さんは、ネクタイになった
あとの西陣織の切れ端、耳糸とよばれる使われない材料に注目されました。
最高級のシルクの素材なのに廃材になるのは忍びない。
如何にかして活かす方法はないものかと。
それから試行錯誤を重ねて、幅60cmほどの手機の経糸に新しいシルク糸を通し、
緯糸には耳糸を渡らせて「ペンステモン織」という再生織物を編み出されました。
< ペンステモン・ガボロジーグッズは、捨て去られようとするものを
甦らせるエコロジー商品です。自然の恵みにより生き続けることの出来る
人間社会、あるべき自然を大切にしてこそ喜びも幸せもいっそう増してくる
のではないでしょうか >
タグにはこんなメッセージが込められています。
手織りならではの表現と風合い、シルクが持つ光沢とがうまくとけあって、
発生した耳糸の加減によるおんなじものは二度と生まれない、そんな唯一無二の
作品となります。ご主人が織られた生地を奥さまが縫製され、カバンやポーチ
など七変化します。
ペンステモン織はシルクですが、自宅で洗うことができます。長く使っていくと、
撚り糸が落ち着いてきて、また違う表情になりますので、ますます愛着が湧きます。
高級ブランド バーバリーのネクタイの耳糸を使ったカバンでした。
さすが色鮮やか。倉庫から反物が出てきたそうです。残りあと2mほどでした。
広〜いリビングにゆったりひいてもらえるのなら、贅沢なマットも素敵ですが、
少しでも多くの方にご愛用頂きたい。と、全てカバンになる予定。
「きびそ」とよばれる繭を作るときに最初に出す糸でできています。
水溶性の蛋白質「セリシン」を含みますので、固くて芯がしっかりしています。
最初はごわごわした感じですが、使うほどに馴染んできて紬の古布のように
変わります。
きびそには、高い保湿力、紫外線吸収力があるそうです。本当は身に纏うと
上等ですねー。
ペンステモン工房の故岡部さんの想いは、作品になって生き続けています。
私も残された作品を通じて最後の一点までも、ご愛用頂けるお客さまへ
お伝えしたいと思います。
by mottainai-amata
| 2019-05-14 18:41
| ペンステモン/シルク織
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