2017年 06月 04日
阪急うめだ百貨店 民藝フェア |
阪急うめだ本店9階の民藝フェアに行って参りました。
日本全国の手仕事が集まって、見応えのある展示会になっていました。
「さすが!うめはん。思いきらはるわー」
おうめはんって誰?
と思ったら…うめだ阪急ね(笑)
5日5時までの会期です。手仕事好きなお客さまが全国から足を運んで
らっしゃるそうです。
初日の31日のことでした。神奈川県からのお客さまでしたが
「阪急百貨店の民藝展のために有休取って来ました。せっかく関西に来た
ので足を伸ばして、京都で小鹿田焼を売っている店を検索して来ました」
そう言って弊店へもお出で頂きました。
"関東は手仕事ブームの熱い波が、まだまだ押し寄せてるのだなぁ〜"
よく耳にし、新旧問わず生活に溶け込んでいるので、さほど民藝ブームや
手仕事ブームというムーブメントを感じません。
「さすが!客層が違うね〜。値段見ないで買って頂いて、有難いね〜」
日ごろお世話になっております石垣島「やちむん館工房」池原館長が
仰るには、消費者のニーズが十分あるとのこと。
展示会が目的で名古屋、広島辺りからも駆けつけてくださるとか。
「陸続きはいいね〜」
ま、海外よりかは交通の便がいいですからね(笑)
それが手仕事に表現される個性であって、伝承の深さがあるってことだと思うよ〜」
一堂に見られます。最近百貨店の常設売り場では種類が少ないために、
これだけ力作が揃う機会は少ないでしょう。
そのインテリアとして、巨匠クラスの民藝の系譜を受け継ぐ作家や職人の
陶器、ガラス、染めなどの作品がディスプレーされています。
ケースや展示台の上に載っているだけではなく、断然雰囲気よく見えますよね。
「ひぃ、ふう、み、よ。。。。」えぇ?
「一、十、百、千。。。」
思わず二度見しましたが、一千四百萬圓ですか?
英國はV&Aに殿堂入りしている作家の作品ともなると、すごいですね。
小さな「赤繪捻紋瓢形徳利」用の美として使える方が羨ましい。
こうなると骨董品の類いですね。
巨匠クラスの民藝の同人の品々は、私には眺めても手に取っても
落ち着きますが、今求められているニーズであるか?という点で、
そこはまた違うのかもしれません。
アトリウム真ん中で出店されている、全国の話題の人気民藝店の手仕事
との違いは明らか。
「舩木倭帆さんのガラス作品は取り扱ってますか?」と、よくお問い合わせ
頂きますが、惜しくも鬼籍に入られた舩木さんの生前の作品を販売している
店は限られていると思います。モチロン、弊店も。
私が舩木さんのお人柄を偲びつゝ個人的に日々愛用させて頂いている
までです。
然してここ、阪急のこの場所に全盛期の良い作品が並んでおりました。
「売約済み」オンパレードで、完売していても不思議ではないと思いましたが、
まだ購入できる作品が幾つもありました。
コレクターやファンとしては、もう手に入らないと思えば欲しくも
なりますが、これから使い始めたい消費者の琴線には触れないのか。。
時代が変わっても、誰が見ても素晴らしいと思えるデザインや寸法の
黄金比のようなものは残ってゆくのだと信じてはおりますが、
モノの多様性とモノ飽和状態が変えてゆくのかもしれません。
石垣島の池原館長は、都会の気温の温度差でちょっと風邪気味。ダウン気味。
この日のガンシナー作りワークショップが終わった後、ホテルで休憩されて
いましたが、夕飯でエネルギー取りたい!と、ホテル近くの北海道居酒屋
さんで合流しました。
北海道本店だけど、大阪らしい?不思議なサービス精神旺盛なお店でしたね〜
ハスカップゼリーがついた〆のデザートプレートには、こんな演出を
してくれました。「みなさんのお仕事なんですか?」
と、食事中に言われたので「謎の秘密結社」と言っただけですが。。。(笑)
短い時間でしたが、島に伝わる伝統的な手仕事のはなしが伺えて良かったです。
人生の先輩として、物作りを見つめてこられた池原館長のキャリア。
確かな眼をお持ちです。
自然に逆らう都会の環境だけは、いつまでたってもついて行けませんネ。
by mottainai-amata
| 2017-06-04 12:51
| 観てみよう展覧会
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