2016年 02月 22日
珈琲屋さんで知的探訪『北海道手仕事のおはなし2』お知らせ |
左京区高野にある自家焙煎コーヒーカダナさんにて
2010年2月から続けて参りました
珈琲屋さんで知的探訪シリーズ『手仕事のおはなし』も18回目。
第1回沖縄から始まって全国を北上してきまして、いよいよ北海道。
広い北海道は2回にわたりお送り致します。そして今回が2回目。
日本全国の手仕事に焦点を当てた会も、今回が最後になります。
私自身、ご紹介するために調べて、資料を集めて準備するうちに、
日本文化の良さを再発見できる機会を与えて頂いたことに気づきました。
またこのような講座が開けたら嬉しいですね。
一旦閉講となります今回の北海道、少し調べ出しただけで興味深い
歴史がたくさん見つかりました。遠いところだと思っていましたが、
親しみが湧いてきました。ぜひ訪れてみたいですね〜。
会はいつものように、カダナさん特製のご当地ランチを召し上がって頂き、
北海道風土記についてご紹介して頂きます。自然に恵まれたエリアの
風景・食材について関西では見られない珍しい特徴を知る機会です。
私からの手仕事のおはなしは、
「国際貿易港として栄えた明治期の小樽」〜北一を代表するガラス工芸について
夜景が美しく、観光地としても有名な小樽市。そもそもガラス作りが
始まったのはいつ頃で、如何なのでしょう。
「箱館焼・小樽焼・室蘭焼・こぶ志焼…」〜北海道の焼物について
北海道には、江戸時代以降焼物作りがもたらされます。
しかし、現在まで続く長い窯は大変少ないです。
作陶には条件の厳しい焼物の歴史を探ります。
特に北海道近代の焼物の発展に尽力した、京都にも縁のある
「釉薬の神様 小森忍」知る人ぞ知る偉大な研究者に迫ってみます。

<江別市セラミックアートセンター 小森忍記念室より「釉裏紅馬上杯」>
センターの過去の展覧会の図録なども取り寄せしました。貴重な資料です。
ぜひ、ご高覧ください。(Aさま、去年より色々アドバイス頂き感謝します)
「旭川は家具の街」〜木材豊富な北海道の木工について
ミズナラやカバなど、道内の豊富な木材を使った家具メーカーが
多く集まる旭川市。日本の三大家具産地にも数えられます。
欧米の市場でも素材を活かしたデザイン力が評価されるその魅力について。
そして、美味しい名物のお菓子やお酒などもご賞味頂きますので、
ぜひ皆さまのご参加お待ちしております。
3月13日(日) 12:30〜15:30 予定
会費 ¥3000(食事代、講師費込) 定員15名(先着順)
場所 自家焙煎コーヒーカダナさん
ご予約は弊店 MOTTAINIクラフトあまたでも受付しています。
電話 075-531-5877
メール mottainai_amata@ybb.ne.jp
*当日はクラフトあまた店舗は臨時休業させて頂きます。
by mottainai-amata
| 2016-02-22 11:48
| 珈琲屋さんで知的探訪
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