2016年 01月 20日
琵琶湖ワイナリーの会、ふたたび。 |
みごと降りましたね〜。
この冬は忘れてましたね、この京都のやらしい冷たさ。
写真は読売新聞社のニュースから拝借しました。
こうして見ますと、白と金のコントラストはやっぱり綺麗ですね。
昼までには雨に変わってしまいましたので、
雪景色はほんの僅かのことだったでしょう。カメラマン奔走ですね。
冷え込んだ昨日の夜、祇園の「京ちゃぶ屋ばるJO−JO」さんでイベントが
ありました。銘酒館タキモトのアラヤさんプロデュースのワインの会。
ワイナリー」とJO−JOさんのお料理によるコラボレーション。
された、ワインを出す順番と種類とメニュー。
(ウチでするときも、それくらいの余裕が欲しい)
さすが、ソムリエの資格を持つプロの料理人。
和食をベースにしたどのお料理も、日本酒のような琵琶湖ワイナリーの
ワインに合っていました。
説明してくださる贅沢な会。
前回あまたの銘酒会にて説明して頂いたナカコさんは、すごくインパクトのある
面白い職人さんでしたが、いまは醸造家として独立するために退社されました。
あるワインの封を開けて飲んだら、強烈に個性の強い乳酸発酵の味が。。
「あ、これナカコさんの仕込んだ樽のワインです」
辞してもなお、存在感たっぷりのナカコさん。やるなぁ(笑)
座ってしまうと交流が広がりにくいので、お店はしばらくウェルカムワインと
共にカウンターBARに変身。弊店のお客さんが半分も参加してくださったので、
お客さん同士の橋渡しをさせて頂きました。
皆さん、食べること、飲むこと(器のことも)お好きなので、前から知っていた
ようにすぐ親しくなって頂けます。これは、いつも本当に感心。
されているJO−JOさんのお料理、楽しんでください」と、アラヤさん。
前菜盛り合わせは「切り干し大根のトマト煮、豆腐のさつま揚げ、昔水菜と
おあげの炊いたん、しめ鯖のスモーク。。。」
素材の特長を生かした創作料理です。もちろん全て自家製なのですが、わざわざ
「自家製フォカッチャと無添加自家製明太子」と書かれていたカナッペは、
なるほど気合の入りが違う。美味しい明太子でした。一腹分けて欲しいわ。
ワインはスパークリングの白で。
美味しかったので、撮影を忘れました。かぶら蒸しペーストのようでした。
お造り、「ニシンの子造」トロッとして美味しい。
蔵。「道灌(どうかん)」が代表酒。
「ワイン造りは、若い人たちのこだわりと熱意に引っ張られて続けられてるの
です。競走馬の飼育に適した栗東という土地は、朝晩に急激に温度が低くなる
ところで、ワイン用の葡萄作りに向いてるんですよ。ただし、いろんな品種を
全国から試して苦労してきました」
「大雑把ですが、赤ワインの場合一本の中には1kgの葡萄が必要です。
一樽からは約300本のワインが取れます。昔わたしは、オリを取り除くのに
ギリギリのラインくらい捨ててましたが、今の若い人たちは絶対的にオリが混入
するのを嫌う製法に切り替えましたから、これぐらい取り去ってしまうのです。
小さなワイナリーのなかで少ない本数しかできませんから、もったいない気も
しましたが、彼らのやりたいようにして、いいワインができるのならいろいろ
挑戦してもらうのはヨシと思います」
大らかないい社長さんですね〜。
「大原坂田さん家のすぐきチャーハン」
高菜はあるけど、すぐきって京都人の発想ですね。酸味がクセになります。
「自家製干し柿とクリームチーズ、白玉団子と大原赤しそソース」
海の幸、山の幸盛りだくさんのメニューでした。今後のご参考に記録させて
頂きました。といっても、素人には厚かましい「ご参考」ですね。
それにしてもJO−JO岡本さん、赤と白のどちらのワインでも合うような
メニューを工夫されてました。うまく発酵食品を織り交ぜながら個性をだして。
お酒が発酵飲料なのに、発酵食品を食べながら飲みたいとは面白いものです。
でも、合うんですよね。特にひねた味が。。。
「私は、日本酒を飲むまでオリガラミのオリって知らなかったんです。
でも、今日ひねた味ってまた覚えました(笑)」
「オレ、知ってたで」と、変なガイジン。
ダレ?「やっぱり日本酒は落ち着くなー」って言う方は?
「気心の知れた飲み手と、大好きな作り手のなかで、仕事ができるなんて
こんな楽しいことはない」
お、アラヤさんいいこと言うやんかいさ。
by mottainai-amata
| 2016-01-20 18:05
| オススメ美味しいところ
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