2014年 10月 08日
続“かんたん渋皮付き栗ご飯”アレンジ編 |
「栗名月」なんて風流な言葉が、日本にはあります。
そうです。大好きな栗のシーズンとなりました。
この時期になりますと、Blogのカウントが急に上がります。
全国の栗好きが検索すると、遠路はるばる
ウチのBlogまでも余波がくるんですな。。。
一番件数が上がるのが
“かんたん渋皮付き栗ご飯” って、4年も前のBlog。
あれから毎年アレンジ重ねてます。今年は一つ新しいモノを出しましょう。
今から旬の蓮根(胃壁を強め、風邪などウイルスの抵抗力を高めます。)
いよいよ出荷が始まる新米と、栗の組み合わせの炊込みご飯。
シャキシャキ・もちもち・ほこほこ…お口の中の三重奏(カルテット)
2014年版 これでいきましょう。
写真は、ウチのダイドコの必需品。秋田県のマタタビで編んだ米とぎ笊。
研ぐたびに “ザッ、ザッ” と、いい音が聞こえてきます。
栗の処理はおんなじです。沸かしたお湯ににしばし浸けおき、
柔らかくなったのを天から包丁を入れて下へ剥くと、
上手く鬼皮だけかんたんに剥けます。
大きいのは半分きりに。
蓮根は調理する直前に切ります。酢水に晒すとポリフェノールの色が
抑えられますが、ムチンの栄養価が水に流れるので、
手早く炒めてしまって栄養を閉じ込め変色を防ぎます。
外の皮は、今回剥いて使いました。お好みでそのまゝでも。
ちょっと多めの胡麻油に馴染ませ、しっかり炒めます。
こうすると渋皮の苦味やアクがなくなりますので、
皮付きのまゝでOKです。
醤油を適量回しかけます。で、ざっと混ぜたら火を止めて。
できましたら香りの良い、美味しい醤油がいいですね。
風味を飛ばさないよう、すぐ火を止めてください。
ぬか床に入れたり、刻んで炒め物にしましょう。シマツのおばんざい京文化)
絡ませた醤油ごと全部入れます。この場合、アクも一つの旨味として、
蓋して一気に強火で炊飯!
ご近所のお婆ちゃんから
「もう年寄りは、こんな大きな土鍋は使わないから…」と、
譲り受けた写真の土鍋。3合炊きにちょうど良い。
10分強火で攻め炊き。水がなくなりかけてきた頃、音が変わります。
ご飯の色もなかなかよろし。
火を止めてしゃもじで全体を大きく混ぜて、蓋して10分蒸らします。
すると、余分な水分が飛んでふんわり艶やかなご飯ができあがり。
電気炊飯器よりも早く、ガスの火力で美味しく炊けたご飯は、
冷めても美味しいです。
二重蓋の構造で、圧力鍋の効果。美味しく炊けます。
“かんたん渋皮付き栗と蓮根の新米ご飯”
冬の準備中の身体にやさしい滋養成分
醤油と胡麻油と渋皮の香ばしさ
シャキシャキ・もちもち・ほこほこ…
噛みごたえもあって、お腹も満足。
秋刀魚の焼いたん、おひたし、お味噌汁があれば十分。
食欲の秋ですねーー。
by mottainai-amata
| 2014-10-08 12:04
| 土鍋/中村文夫
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