2014年 09月 18日
『佐渡 坐・サド 手仕事のおはなし』ご報告 |
連休中、あまたの会『佐渡 手仕事のおはなし』会を開きました。
取り寄せた多数パンフレットを見ながら、旅の体験談に耳を傾けて頂き、
佐渡の食を味わってもらう。。。
会の終了時刻が過ぎても、各地の旅や観光地について…話は尽きず。
終了時刻とは、予定は未定。
お愉しみ頂けましたでしょうか。。
埠頭前海産物屋「うさみ」の手作り一夜干しいか
「朝、水揚げされたばかりのを干して作るのよ。」
店のお母さんが選ぶ佐渡の海産物、どれも美味しそうでした。
「私は食べたことないけど海ぶどうに食感が似てるんだって。」
「銀葉草」のことを言うたはったので、海ぶどうもご用意しました。
比べてみてください。でも、同じ藻でも全然違うもんなぁ。
真野湾のワカメで「ワカメご飯」
小畑酒造酒蔵で漬けられた「酒粕生姜漬」
あまた自家製「ヒネたドボ漬けの納豆和えなめろう風」
進むご飯とお酒 米の共食い合戦。
海が遠い京都から、毎日海を眺める佐渡の旅路
この晩のおはなしにプラスα よろしければお付き合いください。
(いろいろ調べていくと面白くて、Blogに向かうのが延び延びしてしまいました。)
<クラフトあまた 佐渡島たより>
大きさに人口約6万人が生活しています。
島の形が S に似ているのと、SADOの頭文字を掛け合わせて、Sマークが佐渡市の
シンボルになってます。
暖流の対馬海流が流れ、寒流との接点にあるために植生に富み、不思議なことに
北海道と沖縄両地域の植物が同居しています。
シャリンバイは褐色の染料になる植物ですが、なんでこんな北島で?
と思っておりましたら、そんなことです。
隆起した島は、同じ日本の島でも沖縄諸島とは違う景色が見られます。
両津港にゆく途中、バスの停留所に「秋津」という名がありました。
海を隔てても本土に近い風土を感じたのは、私だけでしょうか。
本土新潟県よりも温暖な佐渡。日本一の米どころとも言われます。
主に佐渡コシヒカリの生産。
2008年よりトキを放鳥しました。野生のトキとの共生が始まります。
トキ生存には餌となる生物が豊富に生育する水田が不可欠。
<トキと暮らす郷づくり認証米>
独自の認証制度を設け、減農薬・減化学肥料による栽培がなされています。
これからの季節は、寒ブリ・牡蠣・海老・蟹…海の恵みはもちろん、
茶葉の生産も盛んで、キューイ、おけさ柿という完熟の柿も美味しい。
完熟の柿を凍らせただけのシャーベットなのに、黒糖みたいな甘さ。
島の北は最高峰の金北山(1172m)を筆頭に山脈が走る。
杉の原生林広がるトレッキングのポイント。
S字真ん中の真野地域は、「佐渡の飛鳥路」と呼ぶようになった歴史的遺産の
集まるポイント。
南の先っぽ小木・宿根木地域は、かつて北前船で栄えた、隠れた財産が残る
ポイント。
だいたいの佐渡の特徴を並べたところで、続きはまた。。
by mottainai-amata
| 2014-09-18 15:26
| 佐渡島あまたたより
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