『絵更紗教室(ティッシュペーパーBOXカバー作り)』ご報告 |
紅葉も見頃だったようで、毎度のことながら京都は
どこへ行っても、人と車の大渋滞でした。
<狭い京都 そんなに急いで 何処へ行く>
貴重なお時間にお集まり頂きまして
第115回 あまたの会 『絵更紗教室』始まりです。
本日は、可愛らしいティッシュペーパーBOXのカバー作り
先生の作品、テーブルセンター
こちらも今日のやり方と同じ、サツマイモの判子で作らはったと聞いて
びっくり。 皆様、頑張りましょう!
とても美味しそうで、活きの良いサツマイモをご用意して頂いたので、
「残った破片は、今夜のお味噌汁にしよう!」って声も。
芋の断面に、デザインのパーツになる個々の判子の形をステンシル。
小型ナイフで切り込みを入れて、判子の<凸>部を作ります。
複雑な細かいところもあって。
思わずそぎ落としたり。でも大丈夫。またカットして、断面を作って挑戦。
「私がこんなに不器用やとは、知らんかった〜。せんせアカン。」なんて悲鳴も。
「プリンターを使えば、誰でも簡単に完璧なモノが出来るんやから、
アカンことないです。押してみたら個性的になるんです。」
と、手作りの良さを教えてくださる「絵更紗 宗裕塾」の出田先生。
筆で染料を載せて、見本を見ながらどんどんスタンパー
でも、だんだんと作業が進むほどに、個性発揮
「こうでなくては、いけない」ってものはありません。
世代の違いや、好みの違いがはっきり見えます。
先日「使わなくなった西陣の着物の型染め判子、処分するけど」
ナント、もったいない言葉を聞いて、遺族の方から受け取りました木型の判子
皆さんにご覧頂きました。一つのイモ判子作るのも手間なのに、
こんな細かい柄ですよ。<文化遺産>でしょう?
先生にも何か作品作りに役立つことが出来ないか、相談しました。
判子達を活かしてもらえれば、嬉しいです。
「サツマイモは、時間が経ったら形も水分も変わります。
それもおもしろいんです。ラップに包んで、一週間後の同じ判子を使ってみる。
そんな作品作りもしています。」
木型は耐久性があります。量産のためには、必要不可欠です。
それでも、プリンター仕立てとは違う手作り感はありますね。
素敵な作品が出来まして、お茶を飲みながら一人一人に作品合評会となりました。
「ここ見てください!彼女のストーリー性が表れてるでしょう?」
「こんな判子の使い方もあるんですねぇ。勉強になったわぁ。」
<褒めて伸ばす>出田先生のご指導は、大学の辛口合評と違って
和気あいあいと、皆さんお友達になれた楽しい時間でした。
こちらも嬉しい会でした。有難うございました。
また、絵更紗教室開催しましょう。
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