『信楽中村さんと使いこなす耐熱鍋料理講座』ご報告 |
お陰様で涼しく、お天気に恵まれました「あまたの会」
信楽より陶芸家の中村文夫さんをお招きしまして、
『信楽中村さんと使いこなす耐熱鍋料理講座』でございます。
本日は、男性お一人さま。中村文夫さん。
ご講師は、『日本の食文化を見直そう!』というテーマで
「塩麹講座」「手作り味噌講座」などでお世話になっております
宮島さんです。今日もよろしくお願い致します。
まずは、こちらです。これは中村家でご愛用の年季の入った
7寸陶板。本日お持ち頂きました。焦げも定着。貫禄です。
宮島さんも、同じ陶板の色違いを週5日使われるほどの
ヘビーローテーションで、ご愛用されていると伺いまして、
「これは、季節ごとの飽きないレシピをご紹介頂く講座をして
頂かなくては!」しいては、作り手と使い手の交流の場を
設けてみては、おもしろい発見もあるのではないか?と・・
実現しました、今回の講座であります。
やっぱり、いろいろありました。
美味しい試食もありましたが、作る段階での釉薬の説明や、
使い勝手の善し悪し、使い手のこんなのあったらいいな〜
的ヒントなど。
お集まり頂いた方々は、中村さんの耐熱鍋を使っておられたり、
他の鍋を使っておられたり・・様々ですが、
「こんな使い方もあるんだ!」という新発見を感じて頂けた様子。
“塩麹” 一時のブームは去ったようですが・・
身体のバランスに合う、よい習慣はブームで終わらず、続けてね。
ということで、前菜に「パプリカのマリネ風」「きのこのオリーブ油
漬け」ご賞味頂きました。
どちらも塩麹で和える、サッと出来た簡単な一品。
「分量は・・?」「お好みで」 「材料は・・?」「手に入るもので」
「はい、〜cc 酢を入れてください。」という
いわゆるお料理教室とは違う料理講座なんですが、
本来家庭の味ってそんなもんではありませんか?
食材の組み合わせのヒントやアイディアを、お持ち帰りいただきたい。
そして陶板の登場。こちらは、あまたで使ってます「パエリア鍋」
こちらで、蕪・ズッキーニ・茄子などの野菜を焼いてみます。
ただ焼いて、塩麹をまぶし、黒胡椒を振った・・それだけですが、
野菜の旨味と甘味が際立って、あっさりした美味しい前菜となります。
「蕪って、焼くとおいしいわぁ。」
お次は「おっきなつくね焼」
鳥のミンチ、紫蘇、葱、生姜、つなぎとして木綿豆腐。そして塩麹を
入れて、揉んで馴染ませたものを形を整えて焼きます。
香ばしいよい香り。陶板なので水分をほどよく含んだまゝで、
焦げ目の付いた焼き具合が簡単にできます。
木綿豆腐だけだと、ぼそぼそするかもしれませんが塩麹が入ると、
柔らかくジューシーです。
ヘルシーな和風ハンバーグといった感じでしょうか。
おろしポン酢を添えてもよさそうですねえ。。。
皆さんの一言一言が、次の新しいレシピになります。
さぁ、基本のレシピにメモ、メモ。。。
最後は「魚のアクアパッツァ風」
鍋の全体にオリーブオイルを馴染ませ、カットした玉葱を
ひいた上に、魚の切り身。 今回は鰆でした。
その上にトマトを載せて、バジル、ローズマリー、にんにく
などスパイスをかけて、白ワイン少々。蓋して蒸し焼き。
Hさん、完熟トマトご提供感謝!!
あまたフレンチレストラン?のような
とっても美味しそうな、よい香り。お酒と愉しむ会にすれば
良かったですねぇ・・アァ、もったいない。
中村さんも、 「車で来てなければナァ・・・」
大人たちが、ワイワイガヤガヤ盛り上がっている中、
すやすやお休みでした。いずれアナタもお母さんの
耐熱鍋料理を食べる日が、すぐきますよ。
あらかじめ塩麹をまぶした魚は柔らかく、野菜は甘味がでて
ハーブやスパイスの旨味がでたスープも濃厚です。
宮島さんが用意してくださったフォカッチャ。
スープに添えたら、最高でしたね。
茹でたパスタを投入したら、また違った味が愉しめそうです。
簡単手軽にお料理ができる、耐熱鍋。
土鍋でも同じですが火を止めてからの余熱の持続力が長いので、
省エネで味が染み込みやすく、素材は消化がよくなります。
アツアツでそのまま食卓へ出せる鍋ならば、取り皿だけ用意して
洗い物も少なくなって、手間いらずで経済的。
ぜひご活用頂いて、新しいアイディアレシピ・耐熱鍋のヒントを
教えてください。
「あまたオリジナル鍋、おもしろいかも?」
「今度は、冬の展示会オープニングパーティーで
おでんでもしましょうか?」 なんて、中村さん。
作り手と使い手の交流会は、まだまだ広がっていきそうデス。
教えて頂いた宮島さんも、有り難うございました。
おかげさまで、有意義な会になりました。
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