四日市食と癒しの探訪 |
「近鉄湯の山線」が走っています。終点は湯の山温泉駅。
昔は湯治場として有名で、大阪から直行列車もでていたほど。
その途中の駅に、伊勢茶栽培の盛んな菰野、水沢地区があります。
ここまで来たのだから、寄っていってみては?と勧めて頂いたのは、
「パラミタミュージアム」
一度は行ってみたかった美術館でしたが、京都からだと車でなければ
無理だと思っていました。
でも、この旅でも茶農協からのアクセスが無くて、車なら15分ほど
なのに、公共機関を使うならまた四日市駅まで戻らなくてはいけない。
ことがわかりまして、どうしたもんかな?と思案してましたら・・・
「茶畑見ながら送ってあげますよ。」と、加藤部長。感謝です!
岡田文化財団(イオングループ名誉会長)によって、2003年創設。
「池田満寿夫作 陶彫般若心経シリーズ」「古萬古焼」の常設展など。
今は開館10年記念展覧会として「内田鋼一展」「伊藤深水展」
開催中でした。
池田満寿夫の野焼きによる陶彫、静かに心に響くモノがあり、
よかったです。彼は、死期を悟って、これらの作品を無心で
うちこんだのかな・・と感じました。
鈴鹿スカイラインの入口で、見えるのは車道だけですが。
美術館のおとなりに・・自然薯専門店があるではないですか。
「腹が減っては・・」と、暖簾をくぐってみます。
カメラを向けると、俄然ガンバって自然薯を摺ってくださる(笑)
器も酒肴もこだわった、いいお店でした。
珍しいところでは「自然薯豆腐」
「むかご(自然薯の実)の天麩羅」「むかご麹味噌」など。
街中に住んでいると、たくさん食べる機会はないですね。
むかご、ほくほくして美味しいです。
メインは「麦とろめし」
出汁とからんだとろろの灰汁をたのしむ。という感じでしょうか。
駅の方向へ歩いていくと・・おしゃれな建物群。
日帰り温泉施設があるではないですか。
最近リニューアルした「片岡温泉」100%源泉掛け流し湯。
温泉施設のエントランスとは・・おしゃれな。
上がったあとに、ごろん寝できるタタミコーナーもあり。
お風呂も竹林の湯など、露天風呂が広くて鈴鹿山脈を借景に。
この一帯を「AQUA×IGNIS(アクアイグニス)」といって、
世界で活躍中の辻口パティシエのカフェあり、伊レストランあり、
石釜パン・パティスリーの店あり、ウェディング会場あり・・
今、山の中でも流行ってるんでしょうね。貸農園、イチゴ栽培貸
ハウスありの新しい村おこしになっています。
過去blog「野菜が流行っているらしい?」
古代から「御食つ国(みけつくに)」三重県伊勢一帯は、
山の幸・海の幸 豊富なグルメな土地でした。
四日市の街も近鉄線を境に、東と西では街の顔が全然違っていて、
こんなにはっきり分かれた街も珍しい。と思うほど。
“砂漠とオアシス”とは、言い得て妙。
夜景が売りになっている、かつて勢いのあったコンビナート地帯。
その名残でしょう。こちら側は日中から歓楽街。
ご当地B級グルメで人気になった「四日市名物とんてき」
うっかり見つけてしまった、一日中お客さん絶えず。
地元人に人気の二番街「四日市飯店」
その他、珈琲屋さんで知的探訪
第十一回『東海道手仕事のおはなし』にて。。
6月16日(日)12:30〜15:30
自家焙煎コーヒーカダナ
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