奥原ガラスが入荷しました! |
4月になって、日差しが強くなったので窓際のガラスの色
もきれいに見えます。
暦の上では今日から「清明」清浄明潔の略。空が澄み渡り
万物が清々しく、明るく美しい候を示します。旧三月節で、
陰暦を用いる中国では、祝日となります。
TVで映像を見ていると、清明とは言い難い環境ですが。
この日は祖先のお墓参り、掃除をします。いわゆるお盆行事
のようです。
沖縄では「しーみー」と呼び、親戚一同集まって墓前で祖先と
共に食事をし、唄や踊りで共に愉しみます。
お墓には、お餅や豚料理、お菓子などをお供えします。
沖縄はご存じのように、先祖代々皆集合して納骨されますので、
お墓は大変大きいのです。
木工作家の森長さんに連れて行ってもらった、南城市遺跡ツアー。

王家尚氏のお墓を幾つか案内してもらいましたが、もう規模が
大きすぎて、自然の景色と一体化しています。ご神体みたい。


最近はパワースポット流行で、訪ねる人も増えているそう。

まさに御嶽(うたき)ですものね。
「昔に比べたら、きれいになってるさー。足元も暗くて見えなか
ったのにね〜。」
と、森長さん。でも、十分鬱蒼として摩訶不思議な場所ですよ。
同じ沖縄でも那覇とはエライ違いです。「あっ!」
羽根に穴の空いたコウモリが飛んでいきます。
(はっきり見えるとは、こちらの眼も野生化してきた気配か?)


自生するガジュマルの樹。ガジュマルは根を下へ下へ伸ばし、
それが巨大化した自分の身体の支え(腕)になるそうです。
一本の樹が森のようです。

石垣島で食べた「オオタニワタリ」など、無尽蔵に採り放題。
大きく脱線してしまいましたが、うちなーの人達には普通の
行事、景色が本土の者には異文化で。また逆もしかりでしょう。
しかしその土地に息づく文化が、うちなー人の創り出す
手仕事に表れているように思われるのです。









ラムネやコーラ、板ガラスなどを溶かして作る再生ガラス。
素朴で温かみのある大らかなガラスは、使うほどに手に馴染み、
どれも個性的です。

↑クリックして頂くとブログランキングにカウントされます。
応援して頂けると嬉しいです。