吉田神社節分祭 2013 |
今日もやっぱり暖かでした。不思議な気候ですね。
今年の節分祭は土日曜日なので混み合ってるかな?と思いましたが、
さほど混んでなかった、全国の節分発祥の地、左京区吉田神社。
それでも参道両脇の出店は、たくさん出てるので、とぼとぼ進む。
毎年お楽しみ、タルトタタンのお店「ル・フジタ」
日仏会館の前に出てるはずの店が、見あたらない!おかしいな?
木にくくりつけられた看板→今回から脇の道路で販売。それも夜のみ。
例年なら売り切れてることも多いのに、買えた、買えた。
でも商品が多いのは、暗くて場所がわかりにくいからでしょう。
作り手のお母さん「ぜひ、宣伝してね〜。」
ここのタルト・タタンは、カラメルがかった紅玉が、苦みと甘味の
ベストバランス。今回のは、もう少し酸味があるほうが好みかな?
去年店舗をOPENされましたので、いつでも購入できます。
東大路通を挟んだ京大病院の東向かいにできました。
山なりに上がっていくと、お社に続く鳥居が見えます。
いつもの「福ぜんざい」チャリティー価格¥400。
年に一度の吉田さん婦人会のお母さん達による手作り店舗。
3日午後11時から「火炉祭」古い絵馬やお札を焚きあげる
「どんと焼」があります。大きな火柱が燃え上がります。
大きく高く上がるほうが、神さんに想いが伝わるとか。
「御神楽受付」にて申し込みすると、巫女さんが祓い清めた
神楽矢を渡してくださる。しゅっとしたきれいな巫女さんやわ。
吉田さん恒例の「厄除け・福当たり抽選会」
車や旅行、食事券など豪華賞品が当たる抽選会への夢の切符は、
¥200の福豆一袋に一枚付いてきます。
手元の番号 2組000938 (ニクイクサヤ)当たるかしら?
抽選券はついてませんが、だるまさんおみくじもあります。
だるまのなかに小達磨。小達磨のなかにおみくじ。
一般の方のお詣りはここまでかもしれませんが、八百万の神
集まる吉田神社。この先「大元宮」までさまざまな神さんの
お社があります。
ここは「菓祖神社」お菓子に携わる人が信心する神さん。
温かくて美味しい豆茶を接待してくださる製菓組合の方々。
香ばしくて、塩味が効いてとても美味しかったので、
「どこの豆茶ですか?塩は後から入れるんですか?」と尋ねて
みるものだから、忙しいのに作り手のお父さんがわざわざ出てきて、
「どこ産かわからんけど、京都で手に入る豆を2種類混ぜて、
煎って使こてます。あとは塩加減」説明してくださって。
おおきに。豆の甘味を引き出す、えぇ塩梅でした。
こちらは「山蔭神社」祖神を祀ります。
飲食・料理に携わる業者・店舗からの奉納酒。
宮司さんから御神酒を戴きました。「神様にお供えしたものを戴き、
私たち人間の身体の中からも、また清める。という意味があります。」
“神人共食”の考え方から、神事のあとに関係者が集まって、
「直会(なおらい)」が行われます。お供え物は身となり、
血となすように、余すことなく有り難く戴きます。その地域に
残る郷土料理の伝承にも、影響してることが多いですね。
これは外国人の感覚からみると、とても面白いようです。
2月3日 旧暦大晦日 4日立春からお正月。なので年越し蕎麦。
「日本人、一年にいったい何回年越すねん!」と言われてしまった。
さきほど戴いた御神酒は、洛中で最も古い280年続く酒蔵とされる
「松井酒造」吉田神社のスグ近く、左京区吉田河原町にあります。
「しぼりたて富士千歳」「神蔵(KAMURA)」など一杯¥400〜
販売してます。遅い時間まで、看板娘さんも大活躍。
面白い露店です。鮎の一本炉端焼き。
「兄さん、そこ空いてるで。焼くのに30分かかるさかいに、
座って待って。何本や?」
裏腹にまんべんなく焼かれる鮎を待つ間、座談会場となりて夜は更けむ。
到着しました、全国3132座の神々を祀る日本第一の霊場。
境内の両脇に伊勢神宮の内・外宮。
ぐるりと周りには、全国の内社があります。
「吉田神社大元宮」文明16年(1484)吉田神道を造った吉田兼倶の
具現化された根本殿堂です。
本殿は重要文化財で、慶長6年(1601)に建てられた
神仏習合・陰陽五行の思想からなる特徴的な建物。
八角形のお堂・茅葺屋根・入母屋造です。
コチラのサイト、お昼の明るい写真で詳しく説明されてます。
失礼して拝借致します。
吉田大元宮
でも、ほんとうに今年は暖かな節分でした。
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