2011年 09月 24日
福岡小石原焼 旬のうつわ |
台風が去ってから涼しくなりました。
お天気のいい日中は、動くと暑いときもありますが、
空気が澄んでカラッと爽やかです。
温かい雰囲気で、これからの季節にぴったりの
福岡県小石原焼 マルダイ窯・太田万弥さんの
手仕事をご紹介致します。
マルダイ窯のお母さんからは、オススメの旬のうつわを
定期的に送って頂けるので、荷解きはいつもワクワク。
定番の「飛び鉋シリーズ」も種類が増えてバラエティ豊富。
生地のモカ色が落ち着いた印象で、和洋問わずお料理が映えます。
4寸皿@\1.050〜
今回、いろんな絵柄の小皿を送ってもらいました。
片口になった糠白釉の小皿は、手塩皿にもいいけれど、
ご来客の時は、お花を浮かせて銘々のお箸置きにいかが?
マルダイ釜のお母さんは、郷土料理の研究もされていて、
アイディアお料理がとてもお上手。いつも教えて頂きます。
「こんな器があったらいいな!」が、新作に結びつきます。
手前の「カレー皿」も縁が内側にくりっと返ってますので、
スプーンで食べやすいデザインになってます。
トマトソースのパスタやオムレツにも、美味しそうなお皿。
直径4寸ほどの小さなすり鉢。(@\3,150)
食卓でささっと胡麻だれ・胡麻和えを作るのに重宝します。
ここで、オススメの一品ご紹介。
<りゅうきゅう>という大分南部地方の漁師料理があります。
鯖・鰺・鰤などの魚(背の青い魚のほうが合うようです)を
薄く切っておきます。すり鉢で胡麻を擂って、しょう油・生姜
(擂っても、みじん切りでも)酒・みりんと合わせてタレを
作ります。ここへ魚を入れて、よく馴染ませます。
上からネギの小口切りやシソの細切りなどを載せれば、
できあがり。簡単でお酒のお供にぴったりです。
熱々のご飯に載せて食べるのは、<温(あつ)めし>
といいます。
福岡では鯖を使い<胡麻鯖>という名前で知られています。
なぜ九州で<りゅうきゅう(琉球)>か?というのも、
沖縄から鹿児島を通って、鯖漁の多い大分で伝わったからだ
とか諸説あります。何巻でしたっけ?「美味しんぼ」で紹介
されてました〜。ロングランで記憶も朧ですが。。。
片口鉢もお酒注ぎや、盛り鉢などに使うと便利です。
オススメもう一品。<おろしきゅうりのオクラ豆腐丼>
こちらは、精進料理のご紹介サイトでみつけました。
禅僧の台所
きゅうりとオクラを使った冷たい料理なので、
夏向きですが、さっぱりした味なのでお茶漬け代わりの
〆ご飯や、茹でたうどんに「ぶっかけ」しても美味しいです。
きゅうり・オクラも年中野菜になりつつありますので。
ボールにおろしたきゅうり・みじん切りオクラ(ネバネバ用)
小口切りオクラ(飾り用)絹ごし豆腐・とろろ昆布を混ぜ合わせ
ておきます。ここで冷蔵庫に入れて一層冷やしても、そのまま
食べてもどちらでも。
食べる前に、薄口しょう油・煮きりみりん・わさびを混ぜ合わせた
しょう油タレをからめて、ご飯に載せて食べます。
しょう油タレは、めんつゆ基本で作ってもお手軽で美味しいです。
とろろ昆布が吸収するタレの味と、ツンとくるわさびの加減が
ネバネバに合うわけです。梅干し一つ加えても、またよろし。
身体を冷やす成分がある組み合わせなので、風邪で食欲の無い
ときによいかもしれません。
ほぐした魚や味噌は入れませんが、九州の郷土料理<冷や汁>
に似てる気もします。
各地で育まれたお料理とうつわの相性には、いつも関心します。
マルダイ窯さんのHPには、美味しそうな写真がたくさん紹介
されています。(お料理と共に)の項、ご覧ください。
マルダイ窯HP
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応援して頂けると嬉しいです。
お天気のいい日中は、動くと暑いときもありますが、
空気が澄んでカラッと爽やかです。
温かい雰囲気で、これからの季節にぴったりの
福岡県小石原焼 マルダイ窯・太田万弥さんの
手仕事をご紹介致します。
マルダイ窯のお母さんからは、オススメの旬のうつわを
定期的に送って頂けるので、荷解きはいつもワクワク。
定番の「飛び鉋シリーズ」も種類が増えてバラエティ豊富。
生地のモカ色が落ち着いた印象で、和洋問わずお料理が映えます。
4寸皿@\1.050〜
今回、いろんな絵柄の小皿を送ってもらいました。
片口になった糠白釉の小皿は、手塩皿にもいいけれど、
ご来客の時は、お花を浮かせて銘々のお箸置きにいかが?
マルダイ釜のお母さんは、郷土料理の研究もされていて、
アイディアお料理がとてもお上手。いつも教えて頂きます。
「こんな器があったらいいな!」が、新作に結びつきます。
手前の「カレー皿」も縁が内側にくりっと返ってますので、
スプーンで食べやすいデザインになってます。
トマトソースのパスタやオムレツにも、美味しそうなお皿。
直径4寸ほどの小さなすり鉢。(@\3,150)
食卓でささっと胡麻だれ・胡麻和えを作るのに重宝します。
ここで、オススメの一品ご紹介。
<りゅうきゅう>という大分南部地方の漁師料理があります。
鯖・鰺・鰤などの魚(背の青い魚のほうが合うようです)を
薄く切っておきます。すり鉢で胡麻を擂って、しょう油・生姜
(擂っても、みじん切りでも)酒・みりんと合わせてタレを
作ります。ここへ魚を入れて、よく馴染ませます。
上からネギの小口切りやシソの細切りなどを載せれば、
できあがり。簡単でお酒のお供にぴったりです。
熱々のご飯に載せて食べるのは、<温(あつ)めし>
といいます。
福岡では鯖を使い<胡麻鯖>という名前で知られています。
なぜ九州で<りゅうきゅう(琉球)>か?というのも、
沖縄から鹿児島を通って、鯖漁の多い大分で伝わったからだ
とか諸説あります。何巻でしたっけ?「美味しんぼ」で紹介
されてました〜。ロングランで記憶も朧ですが。。。
片口鉢もお酒注ぎや、盛り鉢などに使うと便利です。
オススメもう一品。<おろしきゅうりのオクラ豆腐丼>
こちらは、精進料理のご紹介サイトでみつけました。
禅僧の台所
きゅうりとオクラを使った冷たい料理なので、
夏向きですが、さっぱりした味なのでお茶漬け代わりの
〆ご飯や、茹でたうどんに「ぶっかけ」しても美味しいです。
きゅうり・オクラも年中野菜になりつつありますので。
ボールにおろしたきゅうり・みじん切りオクラ(ネバネバ用)
小口切りオクラ(飾り用)絹ごし豆腐・とろろ昆布を混ぜ合わせ
ておきます。ここで冷蔵庫に入れて一層冷やしても、そのまま
食べてもどちらでも。
食べる前に、薄口しょう油・煮きりみりん・わさびを混ぜ合わせた
しょう油タレをからめて、ご飯に載せて食べます。
しょう油タレは、めんつゆ基本で作ってもお手軽で美味しいです。
とろろ昆布が吸収するタレの味と、ツンとくるわさびの加減が
ネバネバに合うわけです。梅干し一つ加えても、またよろし。
身体を冷やす成分がある組み合わせなので、風邪で食欲の無い
ときによいかもしれません。
ほぐした魚や味噌は入れませんが、九州の郷土料理<冷や汁>
に似てる気もします。
各地で育まれたお料理とうつわの相性には、いつも関心します。
マルダイ窯さんのHPには、美味しそうな写真がたくさん紹介
されています。(お料理と共に)の項、ご覧ください。
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by mottainai-amata
| 2011-09-24 15:43
| 九州民陶
|
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