2011年 09月 12日
『町家で一期一会のティータイム』ご報告 |
いいお天気の日曜日、今夜は十四夜ですね。
まだ日中暑いのですが、秋のティータイムを楽しむ会を催し
しました。今回は初めての<紅茶講座>です。
<三度の飯より紅茶が好き>な、田中君にお願いしました。
彼は茶葉はもちろんですが、お道具にもこだわってはって、
急がず・慌てず集めてきたお気に入りを大事に使ってはるん
です。そのお道具を持ってきてもらいました。
今日の企画の大事なテーマは<一期一会>です。
ご参加頂く皆様にも、お気に入りのオススメお菓子を一品
持ってきて頂き、会の企画に参加してもらいます。
お菓子を載せるうつわ・飾る花・季節が違えば毎会変わります。
でもなんといっても、参加メンバーが大きな構成要素ですね。
さて、第一回はどんな会になりますか。
田中君が大奮発して買ったという「マリアージュフレール」の
ガラスポットは、アラジンの魔法のランプみたいでいい形ですね。
手染めの皮張りの茶筒は、東寺さんの市で見つけたそうです。
値段を聞いてビックリ!!あんまりお安くて〜私も欲しい。
英国土産のシェル型ティースプーンもおしゃれです。
普段ほとんど出番がない私の「和光」ガラスドームも、
マフィンをカットして載せてみたら「あら、かわいい!」
「ミントン」のお皿も「やっぱり洋菓子は洋皿よ!」と
言ってます。
いえいえ、沖縄の鳥の柄(底に)のお皿も負けてません!
テーブルにたくさん並ぶだけで、楽しくなります。
銘々皿は吹きガラスにしました。暑い中来てくれはるので
ちっちゃなお猪口にチョコアイスを添えました。
一口目にひんやりでも、お菓子にソース代わりに使ってもらっても。
田中君の資料を見ながら<紅茶の基礎>について学びます。
知ってるようで知らない紅茶知識が、たくさんあります。
紅茶は、緑茶・ウーロン茶と同じくお茶の木から採れるものですが、
「数ある銘柄を、どのように選べばよいかわからない」方が多い
のではないでしょうか?
専門店にてゆっくりと説明してもらって選ぶ贅沢は、なかなか
味わえにくいもの。
「茶葉の大きさが等級(グレード)の基準」について説明して
もらうと、少し選ぶ方向が見えてきます。
OP(オレンジペコー)とよく聞きますが、これはお茶の味でも銘柄
でもなく、紅茶の等級のことなんですね。
お茶の葉に名前が付いていて、一番上の芯芽がフラワリーオレンジ
ペコー、若い葉で葉肉が薄く淡いオレンジ色の芯芽をしています。
BOP(ブロークンオレンジペコー)はリーフサイズの小さいもので、
芯芽を含む、これも上級品です。
BOPF(ブロークンオレンジペコーファイニングス)というのは、
細かい粉茶でブロークンタイプのふるいの下のものです。
ここに産地が関わってくると、価格はおのずと決まってくる
わけですね。
あとは好みと飲む時の組み合わせでしょうか。お菓子と共に。
食事の後。さっぱりしたい、しっかり濃い味楽しみたいなど。
田中君は、ここぞ!という美味しさを求める時は、「マリアージュ
フレール」で。日常飲む紅茶は「セレクトショップ」で購入してはる
そうです。
パッケージはシンプルですが、その分コストパフォーマンスが低く、
新鮮な紅茶が買えるそうです。高倉通錦下がる東側にありまして、
対面販売の露天商みたいで心やすくお茶を選べるようです。
印象に残った紅茶の袋を、コレクションしているなんて・・
袋の残り香を回して嗅ぎ分けてる私たちも同類。オタクっぽい・・
ではお待ちかね、お茶を戴きましょう。
〜紅茶を入れるゴールデンルール〜
1 蓋付きポットを使う 3 汲みたて湧かしたての沸騰したお湯で
2 お茶の葉は正確に計る 4 しっかり蒸らす
茶葉はダージリン・クバ・キーマンと順に飲みました。
田中君が予行練習に来てくれはった時、手抜きして電気ポットの
お湯を使ったのですが、あんまりにも美味しくなくってガックリ。
茶葉は明らかに美味しそうな香りなのに、旨味が溶け込めない水の
不味さ、悲しさ。。。
これに懲りた本番は、鈴鹿山脈の湧き水というのを用意してみました。
京都の水も軟水ですから、しっかり蓋を取ったヤカンで沸騰させて、
カルキ飛ばしすれば美味しいとは思うのですが、前回のリベンジ・
私のこだわりにて・・結果はさすが!美味しいお茶を戴けました。
一口目の印象〜最後飲み干すまでの変化がわかります。
日常を離れた優雅な香りに包まれたティータイムでした。
お陰様にて、楽しい一期一会になりました。
ありがとうございました。
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応援して頂けると嬉しいです。
まだ日中暑いのですが、秋のティータイムを楽しむ会を催し
しました。今回は初めての<紅茶講座>です。
<三度の飯より紅茶が好き>な、田中君にお願いしました。
彼は茶葉はもちろんですが、お道具にもこだわってはって、
急がず・慌てず集めてきたお気に入りを大事に使ってはるん
です。そのお道具を持ってきてもらいました。
今日の企画の大事なテーマは<一期一会>です。
ご参加頂く皆様にも、お気に入りのオススメお菓子を一品
持ってきて頂き、会の企画に参加してもらいます。
お菓子を載せるうつわ・飾る花・季節が違えば毎会変わります。
でもなんといっても、参加メンバーが大きな構成要素ですね。
さて、第一回はどんな会になりますか。
田中君が大奮発して買ったという「マリアージュフレール」の
ガラスポットは、アラジンの魔法のランプみたいでいい形ですね。
手染めの皮張りの茶筒は、東寺さんの市で見つけたそうです。
値段を聞いてビックリ!!あんまりお安くて〜私も欲しい。
英国土産のシェル型ティースプーンもおしゃれです。
普段ほとんど出番がない私の「和光」ガラスドームも、
マフィンをカットして載せてみたら「あら、かわいい!」
「ミントン」のお皿も「やっぱり洋菓子は洋皿よ!」と
言ってます。
いえいえ、沖縄の鳥の柄(底に)のお皿も負けてません!
テーブルにたくさん並ぶだけで、楽しくなります。
銘々皿は吹きガラスにしました。暑い中来てくれはるので
ちっちゃなお猪口にチョコアイスを添えました。
一口目にひんやりでも、お菓子にソース代わりに使ってもらっても。
田中君の資料を見ながら<紅茶の基礎>について学びます。
知ってるようで知らない紅茶知識が、たくさんあります。
紅茶は、緑茶・ウーロン茶と同じくお茶の木から採れるものですが、
「数ある銘柄を、どのように選べばよいかわからない」方が多い
のではないでしょうか?
専門店にてゆっくりと説明してもらって選ぶ贅沢は、なかなか
味わえにくいもの。
「茶葉の大きさが等級(グレード)の基準」について説明して
もらうと、少し選ぶ方向が見えてきます。
OP(オレンジペコー)とよく聞きますが、これはお茶の味でも銘柄
でもなく、紅茶の等級のことなんですね。
お茶の葉に名前が付いていて、一番上の芯芽がフラワリーオレンジ
ペコー、若い葉で葉肉が薄く淡いオレンジ色の芯芽をしています。
BOP(ブロークンオレンジペコー)はリーフサイズの小さいもので、
芯芽を含む、これも上級品です。
BOPF(ブロークンオレンジペコーファイニングス)というのは、
細かい粉茶でブロークンタイプのふるいの下のものです。
ここに産地が関わってくると、価格はおのずと決まってくる
わけですね。
あとは好みと飲む時の組み合わせでしょうか。お菓子と共に。
食事の後。さっぱりしたい、しっかり濃い味楽しみたいなど。
田中君は、ここぞ!という美味しさを求める時は、「マリアージュ
フレール」で。日常飲む紅茶は「セレクトショップ」で購入してはる
そうです。
パッケージはシンプルですが、その分コストパフォーマンスが低く、
新鮮な紅茶が買えるそうです。高倉通錦下がる東側にありまして、
対面販売の露天商みたいで心やすくお茶を選べるようです。
印象に残った紅茶の袋を、コレクションしているなんて・・
袋の残り香を回して嗅ぎ分けてる私たちも同類。オタクっぽい・・
ではお待ちかね、お茶を戴きましょう。
〜紅茶を入れるゴールデンルール〜
1 蓋付きポットを使う 3 汲みたて湧かしたての沸騰したお湯で
2 お茶の葉は正確に計る 4 しっかり蒸らす
茶葉はダージリン・クバ・キーマンと順に飲みました。
田中君が予行練習に来てくれはった時、手抜きして電気ポットの
お湯を使ったのですが、あんまりにも美味しくなくってガックリ。
茶葉は明らかに美味しそうな香りなのに、旨味が溶け込めない水の
不味さ、悲しさ。。。
これに懲りた本番は、鈴鹿山脈の湧き水というのを用意してみました。
京都の水も軟水ですから、しっかり蓋を取ったヤカンで沸騰させて、
カルキ飛ばしすれば美味しいとは思うのですが、前回のリベンジ・
私のこだわりにて・・結果はさすが!美味しいお茶を戴けました。
一口目の印象〜最後飲み干すまでの変化がわかります。
日常を離れた優雅な香りに包まれたティータイムでした。
お陰様にて、楽しい一期一会になりました。
ありがとうございました。
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by mottainai-amata
| 2011-09-12 14:25
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