『四国文化手仕事のおはなし』ご報告 |
『四国文化手仕事のおはなし』が19日(日)に
高野の自家焙煎コーヒー「カダナ」さんでありました。
カダナHP
所用で留守しておりましたために、ご報告遅くなりました。
申し訳ありません。「あまた」本日より通常営業中です。
よろしくお願い致します。
今回もたくさんお集まり頂きました。
貴重な日曜日にありがとうございます。
会のプログラムを書いて頂きました。
ちょっと寄席みたいでしょう。てけてんてん・・
おはなししたいことはいっぱいあります。
ぎゅっと凝縮したレジュメをご用意致しました。
四国といえば「お遍路さん」ということで、
趣向を変えまして番号を打った四国地図をすごろくに
見立てます。こちらからクイズをだして答えた方が正解だと
誕生日の月の数だけ進めます。進んだ位置が県を越えると
その県のおはなしをさせて頂き、ご当地メニューの舌鼓も
打てると。外れたら全員が残念賞??
いがいと難問もありますよ。
「2009年から始まった香川県の元旦から15日までに行われる
新行事とは?」
「阿波弁で“ぼーふら”とは何のことでしょう?」とか・・
方言を調べていて、おもしろいサイトを見つけました。
ふるさとの方言
↑全国の方言が音声付きで紹介されています。
京都は市田ひろみ氏が「おはよ〜お帰りやす」とか声掛けて
おくれやす。
では、巡礼の前にまずは腹ごしらえです。
「讃岐手打ちうどん」ぶっかけスタイルで。
お揚げはさくさくの「松山あげ」ちくわの天麩羅つき。
その「手打ちうどん」ですが昔、蕎麦屋さんで働いていた時に
マスターされたというカダナさんの自家製です。
腰があっておいしい麺でした!いろんな技持ったはるわ〜。
落ち着いた頃に始めましょう。カダナさんの四国風土記の
おはなし。地理や歴史などなど。四国はお互い隣同士の
県の共存意識はあまり持たれてないようですね。
橋を越えればすぐの県は、阪神とも交流が深いです。
手仕事のおはなしは、全国竹うちわの9割シェアを保つ
「丸亀うちわ」金比羅詣でのお土産が産業になりました。
磁器であっても器体が厚くて堅牢。白地に呉須(藍絵付け)
シンプルで使いやすい「砥部焼」
調べてみると江戸時代に花開いた文化が、現在に受け継がれて
土地の特長となっていることが多いです。
本などの資料を見てもらいながら、製造過程を知って頂き
味わい深い「手漉き土佐和紙」今も野外の農村舞台公演を
受け継ぐ「阿波人形浄瑠璃」木偶作りの名工、天狗久の紹介など
すごろく巡礼に沿っておはなしさせて頂きました。
舌鼓のほうは・・
土佐の「鰹たたき」に日本酒「南」しっかりした身の鰹に
すっきりした冷酒が良く合います。皆さんくいくいと・・
高知県は、県内で消費される9割以上が県産酒だそうです。
20数件の蔵元があります。
こちらご存じでしょうか?「おいり」という西讃地区の
お菓子。口の中でふわっと溶けるほんのり甘い繊細な
お米のお菓子です。お嫁入りの時にお土産にしたり、
引き出物にしたりする縁起の良いお菓子なのです。
ふわっと溶けるもう一つ。和三盆のお干菓子。
「四国の三白」といわれれば、「砂糖・塩・綿」なのです。
カダナさんの美味しい自家焙煎コーヒーと共に。。。
そうです、
今回はご参加してくださった高知ご出身のNさんよりさしいれ。
高知でポピュラーな「帽子パン」
ビスケット生地の外回りが、帽子のつばみたいなので
「帽子パン」だそうです。懐かしい甘食(わかります?)
のようなお味でした。
わざわざ、高知出身の奥さんが経営されている八尾市の
パン屋さんで購入して来てくださったのです。
ありがとうございました。
情報も交流もお腹も、盛りだくさんの四国編でした。
無事に終えることができました。ありがとうございました。
次回は、瀬戸内「山陽編」(秋開催予定です)
四国のおはなしの後、私は海を渡りました。
その所用のご報告は、ぼちぼちと・・・
サブイボさん、コメントありがとうございました。
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