『カダナ・コーヒー教室<モカ編>』ご報告 |
春分の日のコーヒー教室。お集まり頂きまして
ありがとうございます。
自家焙煎コーヒー店カダナさん、よろしくお願い致します。
最初はコーヒーの味を決める要素について。
コーヒーの生産国は60、品種は3000にも及ぶそうです。
栽培条件・気候などの影響を受けやすいデリケートな植物。
最近は台湾・ベトナム・中国といったアジアの新しい生産国も
進出しているそうです。経済成長によって、これまで消費が
少なかった国もコーヒーを嗜好品にするようになってきました。
コーヒー豆の市場価格高騰〜一つの要因でしょうね〜
では、実際に原産国の味の違いを舌で試してみましょう!
豆の特徴を引き出すために、美味しいドリップの方法を
教えて頂きます。
ペーパーは互い違いに折り込んで、ドリッパーに密着
してください。雑味を取り除く大事な行程です。
ペーパードリップを発明したのは、アメリカだそうです。
手軽にコーヒーを楽しめるようになって、世界的ヒット。
豆のまん中にお湯を少し落として、蒸らします。
部屋いっぱいに甘くふくよかな良い香り。。
コーヒーはお茶と違って、最後の一滴まで落とし切らなくても
必要な量に満たした時点で、ドリッパーを外しても大丈夫。
美味しさは抽出されてます。
インドネシアの「マンデリン」中南米の「コロンビア」など
皆さんに数種類を試飲してもらいました。
どの銘柄が好みかな?
生の豆を加熱して、味や香りを引き出す焙煎。
浅煎り〜深煎りその度合いで違う味になります。
コーヒーの美味しさは、幅広い!
コーヒーの生豆。食べたら固かった。
コーヒー分析表からわかりやすく味の比較をしてみます。
お話の中で「モカ」が登場しました。
「モカ」はエチオピア産、イエメン産「モカマタリ」が有名です。
モカはイエメンの出荷された港の名前からついたそうです。
伊万里港から出荷された「伊万里焼」みたいですね。
現在モカ品種が大変稀少になっています。
モカ豆の輸出がSTOPしているためです。
エチオピア産の残留農薬問題、イエメンの治安問題などが
原因だそうです。無くなり次第店頭から消える!なんてお店も。
モカは日本でもよく飲まれている銘柄ですが、喫茶店でも
メニューに必ずありますし。これからは原産国の違う新しい
モカコーヒーになりそうですね。
カダナさんに、銘柄・焙煎・煎れ方・保存など紹介して頂きました。
奥深いコーヒーの講座、また旬の話題でお届けしたいと思います。
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