2009年 01月 21日
絢爛の桃山文化 |
滋賀県長浜市を訪れました。
湖北にある長浜は、雪が降ってさぞ寒いだろうと
覚悟してましたが、この日は穏やかな冬の一日でした。
市内から見える伊吹山は、さすがに見事な雪景色でした。
近くに「豊国神社」や「高台寺」がある東山に住まいしてると、
なにかと豊臣秀吉公に縁が多いと感じますが、
長浜もかつて秀吉が長浜城を築城したり、遺構が残る土地です。
長浜市観光振興課
「長浜御坊 大通寺」は真宗大谷派の別院で、秀吉の伏見城や
長浜城の遺構と伝えられる本堂や大広間があります。
立派な総欅造の山門は、江戸後期の創建ですが、
彫り物で埋め尽くされた装飾。
これだけのボリュームを出すのは技の見せどころ。
長浜港から琵琶湖汽船で約30分。
沖合に周囲約2㎞の竹生島があります。
この島は<神の斎く(いつく)住居(すまい)>
→<つくすまい>が<つくぶすま>→「竹生島」
になったといういわれがあります。
龍神さまをお祀りされていますが、島が御神体。
花崗岩でできた島は、なかなか急勾配ですが・・
琵琶湖の眺めは素晴らしい。ここまで来ると小旅行気分です。
島には西国三十三箇所観音霊場「宝厳寺」
平安時代の「延喜式」に載る「都久夫須麻神社」があります。
「宝厳寺」唐門(国宝)は秀吉の遺命によって、
京都東山の「豊国廟」より移築したといわれています。
極彩色こそ失われてますが、当時は京都西本願寺唐門(国宝)や、
豊国神社の唐門(国宝)のように絢爛の桃山文化を誇る
建築だったのでしょう。しかし日本の建築物は木造だからとはいえ、
よく移築、再興を繰り返してきましたね。職人技の文化ですよ。
「宝厳寺」を抜けて「都久夫須麻神社」本殿(国宝)に移ると、
こちらも極彩色の彫刻で埋め尽くされ、京都「高台寺御廟」のようでした。
「龍神拝所」から鳥居に向かってかわらけ(素焼きのお皿)を
投げ、みごと鳥居をくぐれば願いがかなうとか・・!
盛りだくさんの長浜の〆は、やっぱり冬の味覚です。
住茂登(すみもと)さんは
大通寺山門近くの創業120年の郷土料理のお店。
こちらで美味しい天然の真鴨が頂けます。
臭みのないやわらかな鴨肉で鴨鍋を堪能しました。
冬の滋賀県長浜で半日小旅行、いかがでしょうか??
↑クリックして頂くとブログランキングにカウントされます。
応援して頂けると嬉しいです。
湖北にある長浜は、雪が降ってさぞ寒いだろうと
覚悟してましたが、この日は穏やかな冬の一日でした。
市内から見える伊吹山は、さすがに見事な雪景色でした。
近くに「豊国神社」や「高台寺」がある東山に住まいしてると、
なにかと豊臣秀吉公に縁が多いと感じますが、
長浜もかつて秀吉が長浜城を築城したり、遺構が残る土地です。
長浜市観光振興課
「長浜御坊 大通寺」は真宗大谷派の別院で、秀吉の伏見城や
長浜城の遺構と伝えられる本堂や大広間があります。
立派な総欅造の山門は、江戸後期の創建ですが、
彫り物で埋め尽くされた装飾。
これだけのボリュームを出すのは技の見せどころ。
長浜港から琵琶湖汽船で約30分。
沖合に周囲約2㎞の竹生島があります。
この島は<神の斎く(いつく)住居(すまい)>
→<つくすまい>が<つくぶすま>→「竹生島」
になったといういわれがあります。
龍神さまをお祀りされていますが、島が御神体。
花崗岩でできた島は、なかなか急勾配ですが・・
琵琶湖の眺めは素晴らしい。ここまで来ると小旅行気分です。
島には西国三十三箇所観音霊場「宝厳寺」
平安時代の「延喜式」に載る「都久夫須麻神社」があります。
「宝厳寺」唐門(国宝)は秀吉の遺命によって、
京都東山の「豊国廟」より移築したといわれています。
極彩色こそ失われてますが、当時は京都西本願寺唐門(国宝)や、
豊国神社の唐門(国宝)のように絢爛の桃山文化を誇る
建築だったのでしょう。しかし日本の建築物は木造だからとはいえ、
よく移築、再興を繰り返してきましたね。職人技の文化ですよ。
「宝厳寺」を抜けて「都久夫須麻神社」本殿(国宝)に移ると、
こちらも極彩色の彫刻で埋め尽くされ、京都「高台寺御廟」のようでした。
「龍神拝所」から鳥居に向かってかわらけ(素焼きのお皿)を
投げ、みごと鳥居をくぐれば願いがかなうとか・・!
盛りだくさんの長浜の〆は、やっぱり冬の味覚です。
住茂登(すみもと)さんは
大通寺山門近くの創業120年の郷土料理のお店。
こちらで美味しい天然の真鴨が頂けます。
臭みのないやわらかな鴨肉で鴨鍋を堪能しました。
冬の滋賀県長浜で半日小旅行、いかがでしょうか??
↑クリックして頂くとブログランキングにカウントされます。
応援して頂けると嬉しいです。
by mottainai-amata
| 2009-01-21 08:32
| OFFのあの時あの時間
|
Comments(0)