『先斗町で[杜の蔵]を楽しむ会』とりうめにて |
企画に参加させて頂きました。
場所は、先斗町三条下がる「とりうめ」さん。
新鮮な丹波鶏と有機野菜を使ったお料理、品揃え豊富なお酒が自慢のお店。
福岡県久留米市の酒蔵[杜の蔵]さんの日本酒と焼酎を楽しみます。
お酒は写真のぐい呑み2種(平杯と筒杯)を使って、呑み心地の違いを
確かめて見ましょう。という計らい。
今回のパンフレットの絵を提供していただいたのは、あまたのお客様。
アートさん、いつもの絵はがきサイズよりかなり大きいので苦労
されたでしょう。明るく元気な作品で、会場に色を添えて頂きました!
久留米から遠いところお越しの森永社長と溝口営業部長。
お酒の紹介を蔵元直々伺うと、美味しさも増します。
九州というと(焼酎)を思い浮かべますが、北部九州は清酒文化圏。
筑後地方では、酒粕のアルコールをとばして田んぼの肥料に使っていました。
そして、そのアルコールを集めて田植えの後の祭り“早苗饗(さなぼり)
で楽しんだそうです。この焼酎を「粕取り焼酎」といいます。
あまりにも個性派焼酎のために、世の中から姿を消していったそうです。
確かにこの粕取り焼酎、初めて戴きましたがインパクト強烈。
カカオのようで、ザッハトルテのような…独特の発酵の風味。
代表酒 日本酒 独楽蔵(こまぐら) 特別純米酒 ひやおろし、無農薬山田錦、
円熟純米吟醸 玄……吟香露、常陸山 さなほり(酒粕焼酎)……歌垣(麦焼酎)
「とりうめ」さんの美味しいお料理と共に、それぞれお酒の違いを堪能しながら。
燗も冷も、ぐい呑を使い分けて飲み比べ。
どのお酒もハッキリした違いが出てます。地元では、お湯割焼酎なのでしょうか?
お湯で割れば、もっと香りが膨らみます。
逆にサラッとした今時の焼酎が好みの方には、重たいかもしれませんね。
でも、呑むほどに馴染んできて「とりうめ」さんの鶏のお料理、
味噌を使った味付けなどが引き立ちます。
やっぱり九州圏のお酒ですね。〈甘/辛〉の味付けがピッタリです。
丹波鶏の肝煮。看板メニュー。鶏の旨味が凝縮。でも柔らかく美味しい。
焼き鳥も茄子の田楽も素材の味が前に出て濃い味でしたが、
桜とオークの自家製鶏の燻製もなかなか。個性的なお酒に負けてなかったですね。
名酒館タキモトさんが誇るお燗番長・高尾さんのお燗もいい塩梅でした。
お酒好きの皆さんと愉しむ会は、盛り上がりました。
料理店ではない器屋でいかに、器と日本の食文化を愉しんで頂くか…
タキモト 新谷さん、秋深まりし「あまたの会」そろそろ打ち合わせをば…!?
またよろしくお願い致しますね。
あの、質問! 高尾さんが番長なら、新谷さんの役職は…?
前回あまたの会〈太田酒造場〉日本酒講座の様子
↑クリックして頂くとブログランキングにカウントされます。
応援して頂けると嬉しいです。