京都地蔵盆 2012 |
先日の水害のあとまもなく。またしても被害が増大したの
ではないかと気がかりです。報道されていない地域でも
被害を受けています。そんな時、地元の方の話とマスコミ
間では大きな差があります。
一転、今日は快晴。空も高く秋の気配。
京都の夏の重要な行事として「地蔵盆」があります。
地域で奉られたお地蔵さんにお供えしたり、お飾りしたり。
お地蔵さんは子供と仲良しなので、子供のための夏祭りとして
関西、特に京都では大事な夏の想い出となる身近な行事です。
本来は24日が地蔵盆ですが、土曜・日曜の人の集まりやすい
条件で行われる町内が増えてきまして。
本日は19日ですが、日曜日の地蔵盆ラッシュでした。
三十三間堂の側の町内の地蔵盆。
「まだ飾り付けの途中かな?」と思ったのですが、
話しを伺ってみると、18日(土)から二日続きで集まるはずが、
昨日の豪雨で祭壇は水浸し、せっかくのお供えも慌ただしく撤去。
「そらぁまぁ、スゴイ雨でしたわぁ〜、横からもぅ〜」
「写真?昨日はきれいに飾ってましたのに、いやぁ残念・・」
お地蔵さんもゴロン寝。
上は去年の様子です。いつもひな壇飾りのようで楽しみ
にしているのですが。。
今年は、濡れた敷物干して片付けて終了だそうです。
(重文)の門の柵に旗めく雨の地蔵盆 泣くに泣かれぬ。
大和大路通りを上がって、ちょっと脇にはいると・・・
ここの町内も地蔵盆
いつもの場所のお地蔵さんは・・・
本日きれいに飾ってもらわれて。
「小さなお顔のりりしいお地蔵さんやったんですね。」
「いや、そうですか〜。ほな、もっと前で写真どうぞ。」
各ご町内、地蔵盆は工夫を凝らして、気合いが入るのです。
お地蔵さまも我が子のようで。晴れ姿どうぞ撮ってください。
と言わんばかりに、皆さん好意的に勧めてくださる。
お向かいの家では、子供たちのゲーム大会が始まるそうです。
この辺りは特にお地蔵さんが多いので、全てのお地蔵さんで
地蔵盆があるわけではないのですが、お花を生けてきれいに
掃除されてます。
こんな細〜〜い路地奥でも
地蔵盆。お母さん達、なかよくお話し中。
たくさんのお供え、洒落た柿釉の花瓶に立派な花立て。
「今年もおしゃれな花瓶に生けてはりますね。」
「あ〜、去年も撮りに来てくれはったお方でんな〜。」
(覚えてはったんですか・・笑)
「陶芸教室行ってはる方のなんですわ〜。でも去年のは下が小そうて
ひっくり返りそうやってね。今年のはたんと花入りますわ。」
(これが去年のひっくり返りそうな花瓶です。涼しげですけども。)
「1時からお寺さん来はりますぇ。」
(誘って頂きましたが・・。営業中でして・・すいません。)
隣の町内「北棟梁町」は、今年の会場がお饅頭屋さんの
「音羽屋」さんの隣です。この町内は、4箇所のお家で
会場を持ち回りされているそうです。
ちょうど大人ばかりの読経会の最中でした。
そして、わが「石垣町」ですが。
ここ近年は、日曜日休館の納税協会前のガレージにて。
石垣町のお地蔵さんは、金のお地蔵さんです。
様々なお地蔵さんを拝見しますが、ご町内でお奉り
されているなかでは、ほんとに珍しい。
百八つのお数珠回しもあって、昔ながらの地蔵盆。
今日はお天気でよかったですね。
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